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 最高のカシミアが入荷しました。

2020年07月31日

MICHELE&shinにMADE in ITALY 2020AWのカシミアが入荷しました!!

今回はそんなイタリアンカシミアを徹底解説します。

今年MICHELE&shinが扱うカシミアがこの3ブランド。


①【Ermenegildo Zegna  】エルメネジルド・ゼニア

②【Luigi Colombo 】ラニフィーチェ ルイジ コロンボ

③【Cesare Gatti 】チャザーレ ガッティ

すべてMADE in ITALYのカシミアでどれも最高のクオリティーを誇ります。MICHELE&shinが自信を持っておすすめ出来るカシミアです。

ここで少し各メーカーの特徴を説明します。


・エルメネジルド・ゼニアのカシミアはどう?

今年のエルメネジルド・ゼニアのカシミアは本当に素晴らしいの一言です。圧倒的なブランド力に裏打ちされた布生地に対する自信を感じとれます。

MICHELE&shinが今年扱うゼニアのカシミアは目付390~400gで少し軽めのカシミア。

この軽めのカシミアが圧倒的なしなやかさと上品さを演出します。イタリア紳士の上品でしなやかさを出したいならこのゼニアが絶対のオススメ。さらに発色が本当に綺麗。上品なジャケットやコートを作るなら間違いない生地でしょう。色は全部で7色、数量は各色コートなら6着分だけになります。すでにチャコールグレーは完売で、人気色は早い段階で完売となる可能性大なので要注意です。


【Ermenegildo Zegna 】MICHELE&shinフルオーダーコート(仮縫い付き)¥250,000- 各色6着限定


・MICHELE&shinイチオシのラニフィーチェ ルイジ コロンボのカシミア

ラニフィーチェ ルイジ コロンボのカシミアが有名なのが、とにかく世界的なハイブランドに支持されていることです。エルメスをはじめキートンやブリオーニにカシミアを提供してることはこのブランドのクオリティーの高さを証明しています。

MICHELE&shinが最も良いと思うイタリア布生地メーカーでカシミアならここでしょう。コロンボ社は原毛のチェックやファブリックの検反など、ほとんどのブランドが委託でしている商品チェックを自社で行い徹底した品質管理をしています。

世界中の高級メゾンやブランドからの圧倒的な信頼があり、色と艶は特質するものがあります。


去年、キートンの工房にお邪魔した時、素晴らしい布生地のストックもついでに見せてもらいました。その時、「カシミアはロロピアーナ製?」と聞いてみたのですが(恥ずかしいはなし、ネットに書いてる情報だとビキューナやカシミアはロロピアーナみたいな知識があって)

そうすると「そんなことは無いよ・・・コロンボやピアチェンツァも多いよ。」との事でした。キートンが扱ってるならまずクオリティーに間違いないでしょう。


今年MICHELE&shinが仕入れたカシミアは目付450g

へービーユーザーにも安心のウエイトで、大人のカシミアをお求めなら間違いなくここです。


今年、MICHELE&shinではルイジコロンボのカシミアをできるだけリーズナブルに提供出来るようにオリジナルファブリックで提供、 5色展開 各色限定7着限定にはなりますが、この価格は絶対の自信のある価格です。

【Luigi Colombo 】MICHELE&shinフルオーダーコート(仮縫い付き)¥180,000- 各色7着限定

ちなみに自社買付の金額は180,000円ですが日本の布生地商社にも同じ生地があり、商社からの布生地で作ると¥220,000になります。ラニフィーチェ ルイジ コロンボのカシミアはMICHELE&shinが自信をもってオススメの布生地です。


・イタリア人からの信頼が厚いチャザーレ ガッティ 

チャザーレ ガッティ1948年イタリア北部ビエッラで創業されたミルで(ミルとは自社で布生地を製造してる布生地の織元でマーチャントとは自社で布の企画を行いミルに布生地を織らして自社商品として販売している会社を言います)他とはちょっと違う表情のカシミアを織る事で有名です。写真を見てもらっても分かる通り、面白い生地が多く、人とはちょっと違う服を着たいイタリア紳士には非常に評価が高い織元です。当然クオリティーも抜群でMADE in ITALYクオリティーのカシミアを自信を持っておすすめします。

目付は450gと先ほど紹介したコロンボと同じですが、ガッティの方が薄手で打ち込みが強い印象です。

色は全20色展開 着部限定はありません。 

【Cesare Gatti  】MICHELE&shinフルオーダーコート(仮縫い付き)¥220,000- 各色7着限定

・カシミアはどこを見ればいいの?

カシミアの良し悪しは、カシミア原毛の細さと長さでまず見ます。イタリアで最高級カシミアに求められるクオリティーは原毛の細さが000ミクロン相当で長さが00mm以上が求めれれます。日本の基準だと2級に相当します。1級はマフラーなどに使用されるものででコートやジャケットには2級が最高ランクとされています。当然今年MICHELE&shinが扱うイタリア製カシミアは2級基準の最高ランク。オススメです。

・来年は品薄間違いないカシミア。

今年はじめから拡散した新型コロナウイルスの影響で、イタリア紳士服の展示会PITTIUOMOをはじめ、さらにミラノで行われるイタリア最大の布生地展示会ミラノウニカも中止でイタリアではアパレル全体が縮小傾向です。布生地メーカーの人と話をしたのですが来年にかけて新しいカシミアが少なくなるのは間違いないと話していました。来年はカシミアは品薄で価格が高くなるの間違いないでしょう。MADE in ITALYのカシミアで作るイタリア製フルオーダーコートぜひ検討してみてください。