BRAND CONCEPT

【上品・知的・不良性が共鳴する瞬間】

MICHELE &SHINは個人的な情熱から生まれたブランドである。

私たちは、上品さ、知的さ、不良性、この3つが共鳴するテーラードを追求します。ただ美しいだけの服ではなく、心を揺さぶる一着を生み出すために、世界中そしてイタリア中を自ら旅し、研究者のように各地の素材、文化を探究します。その過程で得た知的分脈を全てのディテールに込めることが、私達にとっての上品さ、知的さ、不良性の表現手段です。その上で、着る人に深い感動を届ける。それが私達の哲学です。



上品さとは

上品さのある作品とは、人の息遣いが宿る服である。

MICHELE & SHINにとっての上品さとは、均一ではないこと、完全ではないこと。

そこに宿る人間の痕跡こそが、時代を超える品格を生むと考えています。



知的さとは

知的さのある作品とは、単なる知識の集積ではありません。

MICHELE & SHINにとっての知的さとは、歴史や文化、人間性を深く探究し、そこから得た知識と物語という文脈を洋服に落とし込むことである。

世界を旅して出会った素材、イタリアを走りながら感じたインスピレーション、そのすべてを、一着に宿す。

私達の洋服にはそうした知的な背景が詰まっています。



不良性とは

不良性とは、自分の美意識を貫く反骨精神である。

MICHELE & SHINにとっての不良性とは、世の中の常識や既存の価値観に迎合せず、

自らの基準で美を定義し続けること。そして作り続ける。

妥協なく、逸脱し、突き進むからこそ生まれる服こそが、私たちの不良性である。

 私たちの思想と生き方

- テーラードには人の感情を揺さぶる魔力がある -

初めてイタリア・フィレンツェのPitti Uomoを訪れた時の衝撃は、いまでも私の服作りの原点となっています。

それまでの私たちは、「スーツの正しさとは何か」に縛られていました。

しかし、そこで出会った紳士たちは、そうしたセオリーにとらわれることなく、自身の美意識に従い、自分の着たい洋服を自信に満ちた姿で身にまとっていました。ファッションとしてスーツを楽しみ、自己表現としてテーラードを楽しむその姿を目の当たりにしたことで、私の中に圧倒的な幸福感と高揚感が芽生えました。それは、テーラードには人の感情を揺さぶる力があることを発見した瞬間でもありました。

だからこそ私たちは、形式としてのスーツではなく、自己表現としてのテーラードを作っています。
それが、MICHELE & SHINの服です。


- 世界中、イタリア中を駆け巡り。文化、人、素材、作り、を研究する -

私たちはまだ見ぬテーラードの秘密を求めて世界中、イタリア中をこの足で歩き、研究を重ねます。

ナポリの工房で学んだのは、手仕事に宿る、職人魂と人間の痕跡の価値だった。ビエッラで触れたのは、素材と向き合うための姿勢だった。イギリスのサビルロウを訪れた時、私の固定概念とは違い、想像以上に挑戦的なディテールを作るテーラーで知ったのは、ディテールに終わりがないという事実だった。この一つ一つの経験は服を作る知識となり、現在の服の基礎となってます。


- 美しさは固定された完成形ではなく、追求し続けるものである -

優れた表現者たちは、「これで完成なのか」と自らに問い続けています。その葛藤の中で、創作を続けているのです。

三年ほど前、ナポリで私たちが作成した自信作のスーツを、80歳を超える重鎮のサルトリアに評価していただく会を行いました。
そこで知ったのは、日々それぞれのサルトリアが独自のデザインや工夫を凝らし、切磋琢磨しながら商いをしているという事実でした。彼らはひたすら新しいディテールとデザインを追求し、少しでも他に勝とうと必死に試行錯誤を重ねていたのです。

だからこそ、私たちは完成を定義しません。

常に更新され続ける美を、テーラードとして日々形にする。それが、MICHELE & SHINです。


- 移動し、体験し偶然出会う事でしか生まれない発想がある -

私たちは、計画的で想定された出来事に価値を置きません。私たちの創造は、計画ではなく、遭遇から生まれるのです。

今この瞬間に起きる想定外の出来事にこそ、心が踊ります。だからこそ、自ら動き、体験し、偶然に身を委ねます。フィレンツェで出会った紳士の襟元。ビエッラで出会ったカシミアの親父。モデナで出会ったF40の斜めに配置されたエンブレム。それらの断片が重なり、新しいディテールが生まれる。

私たちのすべての創造は、移動距離と体験に比例しています。