バーズアイのネイビースーツ

2020年07月29日

皆さんこんにちは。MICHELE&shinの松本です。

本日はMICHELE&shinオリジナル生地のバーズアイで作成したネイビースーツが出来上がりましたのでご紹介します。

・MICHELE&shinのオリジナル生地

知っている方もいるとは思いますが、MICHELE&shinでは布生地を自社買い付けし、ストックしています。長年現地イタリアで北から南まで足を運んで得たMICHELE&shinの情報網を生かし、年に数回買い付けをしています。

今回お作りしたスーツはそんなMICHELE&shinのオリジナルファブリックから紺のバーズアイをチョイス!


・バーズアイとは?

その名の通り、鳥の目のような形をした生地の織りによって現れる柄です。スーツ生地の歴史の中では、非常に古い柄で、クラシックな装いが好きな方を中心に人気の生地。

バーズアイの特徴として、遠目で見ると単色無地に見えますが、近づくと織り柄が見えるのがいいところ。織り柄のない無地に比べ生地に深みが出ます。


・L型シェイプ のダブルブレストスーツ

今回お作りしたスーツのジャケットは6つボタンの2つ掛け。

今回のポイントは何といってもラペルです。

少しセミピークドに似てますよね。

この形はL型シェイプといい、この形のラペルは、ジャケットをナローで柔らかい印象にしてくれます。

今回そんなL型シェイプのピークドラペルをハイゴージの11cmで仕立てました。ナローな柔らかい雰囲気の中にもダイナミックさがあり新鮮です。

L型といってもゴージラインを完全な真横に引いてしまうとバランスが悪くなります。ほんの少しゴージに角度をつけてあげるとバランスが良くなるので是非参考にして下さい。

このL型のラペルに合わせたのが、7mm幅のハンドダブルステッチ 。このダブルステッチが更にジャケットの雰囲気を高めてくれます。


肩はマニカマッピーナ

ナローで柔らかいイメージを更に演出してくれるのはやはりこの肩付けでしょう。 マニカにL型シェイプのラペル、合います!!

フラワーホールはもちろん手縫いのミラネーゼ

ダブルなので、贅沢に2つ両サイドにお付けしました。

ボタンを通す穴、こちらは手縫いのナポリスタイル。

ボタンホールにも縫い方が何種類かあって奥が深いです。これはまた別のブログで書きますね。


胸ポケットは3cm幅のバルカポケット

腕元は4つボタン


フラップは一般的な5〜5.5cm幅の物よりも大きく6cm幅と大胆に

今フラップは6cm位で少し大きくするのがいいと思います。特にダブルのワイドラペルを仕立てる場合はバランスが取れるのでオススメです。


お次にパンツです。

パンツはベルトレスのサイドアジャスター仕様

ダブルステッチにするとサイドアジャスターにもダブルステッチが入ります。小さい所ですけど私のお気に入りポイントです。笑


ウエスマン5cmに、フロントの持ち立ちを長くしてボタンを縦に2つ配置しました。

持ち出し用のループは手編みです。

タックはMICHELE&shinお得意のインアウトのBoxタック

バーズアイ のダブルブレストスーツいかがでしたか?

ラペルの幅や形などは人それぞれ好みが分かれますが、たまにカッティングやゴージラインを変えて仕立ててみるといろいろな雰囲気を楽しめていいですよ。是非参考にしてみてください。

それでは次回のブログをお楽しみに~