Pitti uomo day フォックスブラザーズのダグラスコルドー氏に偶然会ったので。
本当に偶然です。
会場をグルグル回りながら、スナップ紳士をさがし、1 日ももう夕方です。カメラの電源も落とし、そろそろ帰ろうかとしてたその時、前方からお洒落な紳士が歩いてきます。スナップを 1 枚お願いしようとよく見ると「あれ?どこか前にあった事がある人だけど誰だったけっけ?」です。サングラスをしてるのもあり、初めは良く分からなっのですが、よく見るともしかしてフォックスブラザーズの社長?名前何だったけ?
記憶をたどりたどり「失礼ですが、もしかしたらフォックスブラザーズの社長ですよね?」と聞くと「そうだよ」と笑顔で。
本当は「久しぶりです、フォックスブラザーズのダグラスコルドーさんですよね」なんて言えばカッコ良かったのですが、そこまで頭は良くありません、どちらかと言えば悪いほうなので・・・・今度お会いしたときには「久しぶりです、ミスターコルドー」ぐらい言ってやります。さてそんな話はどうでも良いんです。
今回は彼との話と、めちゃくちゃイケてた彼のスタイルをブログに書きたいと思います。
彼とは東京で 2018 年以来です。
フォックスブラザーズのダグラス氏とお会いするのは、2018 年の秋以来です。初めて会ったのがその時で、東京にある MARUKISHI さんと言う布生地商社さんの招待でパーティーにお邪魔した時にお会いしました。その時のブログが 2018 年10月 10 日のブログに載ってますのでそちらもぜひご覧下さい。
今回お会いして、少しの時間でしたが色々良いお話を聞けました。
まず聞いたのが「フォックスブラザーズの社長自らこんな PITTI UOMO に来たりするんですね?」と尋ねると。「そりゃあそうだよ、我々の様なクラッシックで伝統を重んじるブランドでも、最新の現場は絶対に必要なんだよ、そうしないと取り残されて行くからね。」と。
「特に最近のイタリアクラッシックの動向は気になる」との事。さらに「リアルな現場の雰囲気は大切なんだよ。」とも、
「毎年この PITTIUOMO には来てるのですか?」と聞くと「出来るだけ来るようにしてるよ。楽しいからね。」と。「我々も毎年必ずこの PITTIUOMO には参加してたのですが、今回のコロナで 2 年半ぶりですよ。」
彼から「しかし今回もまだ、アジア系の人が本当に少ないね」と。確かにアジア系のは本当に少ないのです。中国系は 0 コロナ政策で来れない、韓国も同じ、日本はリスクを取れず恐れる体質で来れない。「アジアは我々にとっても大きなマーケットだから残念だね。」と。
今年のフォックスブラザーズは何がオススメですか?と聞くと。「全部よ」と。失礼しました。そりゃあそうです。でも彼から耳寄りな情報が、「フォックスブラザーズと言えば冬のイメージだと思うかもしれないけど、今度、綾織りで 1 年中使える布生地がデリバリーが始まるよ。」との事。さらに「今年フォックスブラザーズは250周年でクラッシックフランネルには特に力が入ってるよ。」と教えてくれました。
ここからはダグラス氏のイケてる今回の着こなしを紹介します。
ネイビーチョーク、シアサッカーのスーツです。PITTIということもあり、イタリアらしく 3 つボタンの段返りにしています。アウトパッチポケットが適度なカジュアル感を出してます。
最高のサイズ感とバランスです。センスが滲み出てます。
さらに茶スエードのローファーにダークグリーンの靴下とタイをさり気に合わせてるところなんかは脱帽です。
しかしこのシアサッカーがめちゃくちゃカッコいい。シアサッカーの涼しい感触と色がめちゃくちゃ良いんです。今からこんなのが来る予感がします。シアサッカーのスーツ注目です。
今回は PITTIUOMO で偶然会った、フォックスブラザーズの社長ダグラスコルドー氏との話を少し書きました。
カッコ良い社長でした。