MICHELE＆shin 2023SS　コレクション　NO5　Andrea　Lombardi

MICHELE＆shin　2023ss　コレクション　NO5　Andryのブログです。

モデルはMICHELE＆shinの中で、一番いい加減なAndry　Lombardy（アンドレロンバルデイー）日本の常識だといい加減だけど、ナポリだと良い加減になるのかな？

このコレクションの撮影中も彼女と携帯の話が長い長い。でもどこか憎めないのが彼らナポリ人の特徴です。

実は今回の撮影は、ナポリのAndryの自宅とその周辺で行いました。自宅周辺と言うことで、今までの様なpitti uomoの会場で撮ってたのとはチョット違う雰囲気が出ました。しかし、この普通の感じが本当に良くて、PITTI　UOMOのスナップもバシッと決まってて良いのですが、こんな感じで自宅で撮るとリラックス感が違ってきます。モデルがカッコ良くポーズを決めスーツを着てる写真はよく見かけますが、スーツは着てなんぼの物です。生きてるスーツの撮影はこんなリラックススタイルが必要なんだと勉強になりました。

今回、Andryとのコレクションの撮影はイタリアの日常の切り取りが出来たと思います。

さてここから今回のコレクションを紹介します。今回のコレクションのテーマである「クラッシック回帰」を意識した作りのダブルブレストのスーツです。このコレクションの大きな特徴である、due pezzi di cotoneの肩付け（ダブルロープドショルダー）は今年MICHELE＆shinが最も力が入ってるデザインの一つ。ただのロープドショルダーとは違い、わざとギャザリングをしてロープドショルダーなのに柔らかさを出しています。

ナポリらしい12cmのワイドラペルで、ゴージラインをい低くデザインすることで、クラッシックな印象になっています。

パンツはアウト2タック、当然ベルトレスのサイドアジャスター仕様です。ウエスマンは3.5cmで今までより、少し細めがクラッシックな印象を与えます。

布生地はMICHELE＆shinオリジナル。深いグレーにピンクストライプの布生地です。なかなか今ではお目にかかれない布生地です。

今回はMICHELE＆shin　2023SSのブログでした。

ぜひ参考にしてください。