KITONの工房に行ってきました。後編

2019年08月29日

KITONの工房訪問 後編です。

布生地のストックまでの話は前編に書いてあるので、そちらを見てくださいね。 


KITON独特の柔らかな手縫いのスーツは、MICHELE&shinが最も影響を受けたスーツの1つです。

さて縫製過程の工房は布生地のストックと壁1枚隔てての隣にあります。

まずびっくりしたのが、工房の中が広い広い、本当にゆったりしています。

それと職人と職人の間隔が広い・・・


それと何より綺麗

作製過程の場所なのに、本当に綺麗に整頓されてます。

MICHELE&shinは今まで数ある縫製工房を訪問しましたが、その中でも最も綺麗な縫製工房です。

実は縫製工場は製造過程で、かなりの端材や糸くずが出るので綺麗な状態を続けるのは至難の技です。KITONの工房はその点から言っても驚きの綺麗さです。


山盛りの芯地です。

作りによって使い分けます。ここで見たのは4種類の毛芯。ここにあったのは多分夏用の軽量の芯地でしょう。


こんな綺麗な女性もいます。

どの職人さんの本当にフレンドリーです。

「ジャポネーゼ」「ジャポネーゼ」と (イタリア語で日本人の意味ですが)「この子かわいいだろー」と話しかけてきます。

イタリアにいると感じますが、イタリア人の日本人に対するのイメージは本当に良いですよ。

イタリアは本当に親日だと感じます。

工房の中の写真

KITONの工房は大きく分けると2つのエリアで出来ています。その2つのエリアの建物を繋ぐように、未来的な渡り廊下が設けられてます。

この渡り廊下が本当に洒落てます。

この渡り廊下にKITONの洋服の歴史を見ることが出来ます。

KITONが今まで作ってきた洋服がガラスケースに入って整然とディスプレイされてます。

アンティークなKITONのスーツを1つ1つ見るだけで時間が止まり、今では見れないディテールに心が踊ります。


シャツ工房の写真

渡り廊下を渡り次の建物に・・・ここではシャツを作っています。


現在MICHELE&shinではシャツ職人がいないのでシャツは作っていません。

しかしいつかこんなシャツが作れるようにと足早に次のコーナーへ。


KITONは全ての商品をこの自社工房だけで製造しており、ここで製造されたスーツやジャケットがデリバリーされ世界中のショップに並ぶとの事です。

自社で生産せず外注をするブランドが多い中、ここまで世界規模のブランドでも自社工房できちんと作る姿勢が、世界中の本物を知る人紳士に絶大信用を得ているのでしょう。

外に出たところにショップが併設してます。


おすすめの商品を着させてもらって、軽さと包まれ感に感動です。

  

全体の感想ですが、全てに美意識が本当に高く、どこを見ても本当に美しい、そして余裕が感じられる工房でした。それは働く人にも共通してて、この美意識が高く余裕のある働き方があの素晴らしいスーツができるのだと実感しました。

本当に素晴らしい工房でした。

MICHELE&Shin