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ありそうでなかったリネンスプリングコート

2021年02月05日

立春が過ぎ、少しずつではありますが春の足音が近づいて来ています。

今日は春から初夏にかけて大活躍するカッコいいスプリングコートの紹介です。

天然物のスプリングコート

春先って本当に寒いんですよね。何故かペラッペラの化学繊維のコートが主流の日本ですが、イタリアでは綿や麻のコートが主流。イケてる紳士は天然物です。

よくこの時期にお客様から「春先に着れるスプリングコートを探してるんだけど、良いのがないねー。」との声を頂きます。そこで今回MICHELE&shinが提案するのが、SPENCE BRISONIRISH アイリッシュリネン100%のスプリングコートです。

こんなスプリングコートが欲しかった!を実現しました。

適度なビッグシルエットが、今を感じさせるステンカラーコートです。ありそうで無かった、スプリングコートの完成です。

SPENCE BRISONの魅力とは?

世界最高のリネンといえば?とファッション業界の人に問いかけると、SPENCBRISONとまずは返事が返ってくるでしょう。美しい光沢と麻独自の手触り、風合いから英国王室も御用達であり、伝統を守りながらも最新の技術を研究し、今なお、進化を遂げてるイギリスを代表される布生地メーカー(ミル)です。

SPENCEBRISONは1891年アイルランド島北東部のアルスター地方に始まり、時を同じく設立したアルスターウイバー社と1992年に統合「アイリッシュリネンの王」として世界中のサルトリアがこぞって使う素晴らしいメーカーです。MICHELE&shinでも何度もこのブライソンで麻のスーツや、ジャケットを作っていますが、厚み、光沢、手触り、表情、どれをとっても最高です。ハンドメイドには最も合うリネンの一つです。

ちなみにブライソンで提供されるリネンはすべて100%アイルランド産。

LINEN100%のスプリングコートってどう?

LINENのコートの良さは、なんと言っても、「コート自体の見た目」でしょう。爽やかな季節を感じさせる、麻の風合いから生まれる表情は、今までありそうでな無かったコートに仕上がります。本当に見た目が圧倒的に爽やかで、春を感じさせます。

天然のシワとドレープがたまらない

LINENといえば、あの独特のシワが魅力でしょう。

麻は植物素材なのでシワになりやすく、シワになると取れにくい性質があります。しかしこのシワをが良いんです、このシワを粋と捉えてください。それと、麻独特のシャリ感と天然の光沢感のドレープは、ナチュラルな男前を上げます。麻のコートは粋で男前なコートなのです。

何より強くて「自分で育てた」が麻の特徴

麻の特徴として、天然素材の中では圧倒的に丈夫です。水につけると強度を増し、洗うたびに、柔らかく体に馴染む感じは他の布生地では味わえません。少しクタッとした「自分で育てたコート」になること間違いなしです。

機能面も本当はすごい麻の魅力

MICHELE&shinはいつも、布生地の機能面より、「その布生地で服がどうカッコ良く出来るか」を最も大切にしています。しかし、調べれば調べるほど、この麻の機能面の素晴らしいさに驚愕です。まず繊維の中が空洞になってることで、コットンの4倍の吸水性があり 発散性も抜群、あっという間に洋服を乾かす素材です。さらに衛生面も素晴らしく、ベクチンという成分が含まれてることで、表面をコーティングし汚れが中に入りづらく、洗うと汚れが落ちやすい性質を持っています。さらに丈夫。

麻は吸水撥水性に優れ、汚れに強く、早く乾く事で、殺菌を抑える、更に強い・・・・衛生的で強く、自然な美しさがある、天然最強な布生地なのです。

スプリングコートにオススメ!SPENCE BRYSON10種!!

今回MICHELE&shinがスプリングコート用にチョイスしたのはSPENCE BRYSON IRISHLINEN100%ヘリンボーンシリーズ

IRISH LINEN 100% 300gms/m

今年MICHELE&shinが最もスプリングコートにおすすめしたい布生地全10種です。