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夏だベージュだコットンだ

2022年03月26日

外の桜が少しずつ芽吹き、春の足音が聞こえ始めたました。そうなると春物が着たくなります。しかしMICHELE&shinのフルオーダーはイタリア製の手縫い。なんさま作るのには時間がかかります。イタリアで仮縫いを作成し、日本に空輸、仮縫試着後、再度空輸、完成した物をもう一度空輸で日本に到着です。イタリア→日本→イタリア→日本とこんな流れで、最低でも3~4か月はかかります。

ここまでやっての3~ 4ヶ月は短い方なのですが、すぐその季節に着たい御客様からすると、この期間は長いですよね。

今オーダーして真夏の7月に完成です。7月に完成となると、もう夏物を考えないといけません。

日本の夏というとビジネスシーンではクールビズとか言う不思議な言葉で、なんだかカッコ悪い、だらしないスーツ姿で仕事をするのが定着し、そんな残念なスーツ姿なら、いっそのこと、海外の様に完全カジュアルで仕事した方が良いんじゃないかのかな、なんて思ったりもします。


そんな夏のスーツ事情ですが、今年MICHELE&shinが、「今年の夏本当に着たい&着てもらいたいスーツ」がW.BILLのコットンビスポークスーツです。

その中でもMICHELE&shinはこのベージュ一に一目惚れ。

こんなベージュのビスポークスーツはカッコ良すぎます!!

なんさまカッコいい、それしかないコットンスーツ。コットンスーツの売りは「なんさまカッコいい」のです。

夏の涼しい素材のイメージは「リネンやコットン」ですが、今まで僕の着た実感だと、夏に最も涼し素材はWOOL(ウール)、次がポリエステル混の素材。そしてCOTTO(綿)、最後にLINEN(麻)になります。え・・・・そんな感じ?と思った方は多いでしょう。でもこれ本当です。麻は暑いのです。

でもファッションで大切なのは機能性だけじゃないです。相手からどう見られるかが最も大切です。どちらかと言うとMICHELE&shinの場合、カッコ良さを重視しすぎかもですけどね(笑)。

そんなコットンスーツですが、見た目が圧倒的にカッコいい。言いはやされた言葉で言うと「こなれ感」が圧倒的なのです。今年はリネンよりコットンがイケてます。

ここでイタリアのコットンスーツを少し。

MICHELE&shinのコットンスーツはW.BILL

MICHELE&shinのコットンスーツはW.BILLです。まずコットン自体の厚みが素晴らしい。380g~410gという厚みです。380gと言えばちょっした厚手の冬物の重さです。しかしこの厚みがいいんです。この厚みだから出る、あのコットンスーツ独特な自然で、無頓着に見せるシワが本当に綺麗なのです。。

さらに色が良い。コットンの、どこか「俺は天然素材の王様だろ」みたいな素材感から出る色はコットンでしか出せない色と雰囲気があります。


MICHELE&shinのコットンはW.BILL

ここでw.billを紹介します。

W.BILLは1864年創業で158年続くイギリスの服地のマーチャント。今でもイギリスのボンドストリートに本社を構え営業を続けています。しかしボンドストリートトと言えば、ロンドンの街中の街中、想像を絶するほど家賃は高いはず?想像するに多分自社でお持ちなのかな?そんなW.BILLで伝説なのが、登山家エドモンド・ヒラリーが人類初エベレスト登頂を達成した時に着用していたがW.BILLだったのは有名な伝説です。そんな歴史のあるマーチャントのW.BILLですが、世界中のサルトリアに愛される布生地の代表がこのコットンの布生地。他にも自然素材のリネンやWOOLもありますが、コットンと言えばW.BILLで間違いなでしょう。MICHELE&shinのコットンはW.BILLです。

実はイタリアで一年中着てるコットンスーツ。

実はコットンスーツは年中着れる素材。イタリア人は本当に大好きです。無頓着にお洒落に見えるのが人気の理由で、ホント1年中着ています。

くそ暑い日本の夏にMICHELE&shinが本当に着てほしいのが、W.BILLのコットンスーツです。その中でもベージュがオススメです。カッコよさが違います。

今回はW.BILLのコットンスーツの紹介でした。