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ソラーロはイタリア紳士の古典

2023年12月04日

ソラーロは間違いなくイタリア紳士の古典と言っていいでしょう。何故か、ソラーロ独特の中から赤く光るベージュがイタリア紳士は大好きです。今回はそんなイタリア紳士が愛してやまないソラーロスーツを紹介します。

みんな大好きソラーロ

イタリア紳士と話す時、「イタリア紳士のこれは外せないと言う布生地はなに?」と聞くと、必ず帰って来る返事が、「冬のフランネッラと夏のソラーロだよ。」と返事が帰って来ます。フランネッラとは日本語だとフランネルになります。

それ程、イタリアンジェントルマンの夏の定番で古典がソラーロなのです。


今、MICHELE&shinを大のお気に入りのMARINIとNICOROです。今年の夏、お揃いでソラーロを注文頂きました。二人とも超お気に入りの様子で、「ミケーレ、ソラーロはやっぱりイイネ~。久しぶりににソラーロで作ったけど、」やっぱりいいわ!」と絶賛でした。

その時に二人と雑談の中でのこのソラーロとフランネルの話が出てきました。二人いわく「イタリアンジェントルマンの夏はやっぱりソラーロだよ、麻スーツもいいけど、上品さとクラッシックが体現出来るはやっぱりソラーロだよ」と。冬は?と聞くと「イタリアの冬はやっぱりフランネッラだよ。これも上品だ」と。イタリアの夏は間違いなくソラーロです。


合わせ方次第でこれ程いける布生地はない

合わせ方次第で無限の可能性が見えるのがソラーロ。

前のブログにも載せましたが、この写真の合わせ方が最高に気に入ってます。洗いざらしのデニムジーンズに白シャツという、何の変哲もないアイテムにソラーロが入るだけでこらだけイケてる見えます。

これがソラーロの魅力でしょう。合わせ方次第で無限の可能性が見えてきます。ベージュ系は合わせ易いのは間違いないのですが、中で見える赤く光るソラーロの自体がアクセントになり、普通のベージュでは出ない、何とも言えない味が出るのでしょう。ブルー×白×ソラーロ、最高の組み合わせです。これは参考にしなければ。


さてここからは写真で作品を紹介します。

ソラーロで作成したダブルブレストのスーツ上品です。

MICHELE&shinらしいシェイプされたカットラインです。

ゴージ幅は12cmゴージラインは5cmのハイゴージでデザインしました。

手縫いのダブルステッチとミラネーゼスタイルのフラワーホールの写真です。


この上衿の吸い付きがMICHELE&shinの自慢です。

マニカマッピーナの肩付けと袖にもダブルステッチを入れるのがMICHELE&shinスタイル。

今回はウィリアム ハルテッドソラーロスーツの紹介でした。パンツの写真を撮り忘れてましたが、ソラーロのスーツは最高です。

是非参考にして下さい。