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「クラシコカジュアル」の基本は着てて楽しい。まさにそんなジャケットが完成

2022年01月19日

ナポリで「クラシコイタリア」いうと、日本のイメージとは少し違う感じがあります。本来のクラシコイタリアとは現在もフィレンツェに本拠地を置く、クラシコイタリア協会に加盟するブランドが作り出す、イタリア伝統的な既製服を言います。このクラシコイタリア協会の成り立ちはわりと若く1986年であり、当時世界中で蔓延しつつあった、「えせイタリア」から本物のイタリアの服を守る目的で結成された組合です。日本ではあまり紹介されてないようなブランドも沢山加盟しています。


しかし日本では、どこかイタリア風の「えせイタリア」の洋服をクラシコイタリアと言われています。今だ日本の、えせクラシコイタリアの洋服とイタリアの洋服は、まだまだ大きな違いがあります。

例えると、現地イタリアのトラットリアやレストランのイタリア料理と日本のイタリア料理みたいな感じです。やっぱり違います。日本のイタリア料理は日本人好みの味付けで出汁がしっかりとしてます。しかしイタリア現地では素材そのものを調理したイメージです。

現地イタリアのイタリア料理は、塩っけが強く、日本のイタリア料理の方が実は僕は好きです。イタリアにいる時も毎日の食事はイタリアンだけではなく、中華を食べます。僕の住んでる場所は田舎で日本料理がないので、ほぼ毎晩のごはんは中華です。(笑)

ちょっと話が脱線しましたが、話をもどします。そんなイタリアの服は、今だ、ちょっと違います。イタリア紳士が最も大切にする「洋服の味」や「カッコイイ」みたいなところが、まだまだイタリアで作られた本物の服とは違います。そんな、味とカッコイイのクラシコカジュアルジャケットが完成しました。良い感じです。


クラシコカジュアルの基本は着てて楽しい


クラシコカジュアルの基本は着てて楽しいです。「着てて楽しい」と着心地が良いとは違うとMICHELE&shinは思っています。まず、今の時代を反映したデザインで、人から見てもらった時にカッコいいなと思ってもらうのが最も着てて楽しいでしょう。

どうですかこのジャケット。

アウトパッチポケットのシングルブレストジャケットです。ナポリ初のイタリア製フルオーダジャケットの全体の丸さが伝わるとい良いのですが。

布生地のアップです。何柄と書けば良いでしょうか?紺地に白いクロスの柄です。この布生地はMICHELE&shinはオリジナルのイタリア製の布生地で、THE ITALYらしい布生地です。着てて楽しいを体現出来る布生地です。


ミラネーゼスタイルの手縫いのフラワーホール。

MICHELE&shinオリジナルの本水牛の茶ボタン。当然本切羽です。

ソフトな肩付けのマニカマッピーナ付けです。ナポリです。


曲線でデザインしたアウトパッチポケットです。このデザインがアウトパッチポケットはMICHELE&shinオススメのデザインです。

クラシコカジュアルの基本の、着てて楽しいのイタリア製フルオーダージャケットでした。