TAYLOR&LODGE ✕ MICHELE&shin

2020年08月18日

イギリスの名門ミル(ミルとは布を織る織元を言います)テーラー&ロッジの素晴らしい紺生地を使ったシングル3つボタンのスーツが完成しました。

この布生地はお客様の持ち込み生地、素晴らしいクオリティーの生地で作られたスーツは素晴らしいの一言。今回はそんなスーツを紹介します。


MICHELE&shinは持ち込生地で作れるの?

MICHELE&shinでは数回オーダー頂いた方限定にはなりますが、持ち込みの生地でお作り頂けます。「はじめからできないの?」と言われそうですが、どうしてもはじめからは出来ないのです。これには理由があります。それはMICHELE&shinのスーツはイタリア職人が作る手縫いのスーツ、日本で親しんでる工業製品のスーツとは全く違うものだからです。

ハンドメイドのスーツは1つ1つ職人が作り、当然すべて出来たものは違い、個体差があるのです。イタリアではそんな手作りの個体差が味として受け入れられ、それこそ本当に良いものという文化があります。MICHELE&shinでは何回かお作り頂き、この手縫いの良さを味わってもらったお客様限定にのみ布生地の持ち込みをお願いしています。

本当にイタリアのハンドのスーツと日本の工業製品のスーツは違うんです・・・・。

テーラー&ロッジとは

Taylor & Lodge (テイラー&ロッジ)は1883年、英国服地の聖地ハダースフィールドに創業した世界中の有名ブランドからオーダーされる名門ミルの一つで、ペナイン山脈の軟水を使用し、出来上がった布生地は昔ながらの技法であるペーパープレスを行う事で、仕上がりの光沢感と肌触りはイタリアの布生地とはひと味違うクオリテーを実現しています。特にテーラー&ロッジの中でも「Lumb's Golden Bale」の生地は特別。

これはイギリスのボーマーラムグループ社に属するイギリスでも100年を超す、最高品質のいとの加工業者のジョセフ・ラム社が紡績する糸を使った特別な布生地で、特にLumb's Golden Baleは入手困難な布生地です。


そんな貴重なテーラー&ロッジのLumb's Golden Baleを使ってMICHELE&shinが作るとこうなります。

本当に美しいネイビースーツ。内側に弧を描くラペルからフロントにつながるカットラインが本当に美しい自信作です。

ここからはこだわりポイントを。美しいスーツはこんなこだわりから生まれます。

手縫いのダブルステッチが綺麗な内側に弧を描くラペルと3.5cmのバルカポケット。少し高い位置のバルカポケットがMICHELE&shinの特徴です。

MICHELE&shinイタリア職人こだわりの上衿の共布仕様

ハンドメイドはこうじゃないといけません。

4cmのハイゴージ、ラペル巾は10cm。反り上がる上衿とラペルのつなぎのこの手縫いの曲線が必要です。

雨降り袖(マニカ・マッピーナ)が流れる様な首から肩そして袖までのラインを演出します。

ポケットフラップは6cmのスクエアデザイン

袖は本切羽の4つボタン ボタンホールは当然手縫い。フラワーホールも手縫いのミラネーゼ

必ずホールは手縫いにしてくださいね。スーツの格を1ランクアップさせます。


パンツはイン1タック  手縫いのふっくら感が伝われば良いのです?

ウエスマン4.5cmのベルトレス MICHELE&shinオリジナルの編み込みベルトループが特徴です。

サイドアジャスター。

ダブル4.5cm

今回はお客様持ち込みのテーラー&ロッジを使った3つボタン段返りの美しいスーツの紹介でした。

少しでも手縫いのふっくらさが伝われと思います。ハンドメイドのスーツに興味のある方はぜひご来店ください。ありがとうございました。