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Pitti uomo day3 (2) クラッシックなパンツが帰ってくるのが決定の3日目

2022年10月04日

前のブログでも書きましたが、クラッシックなラインのパンツが完全に帰って来るのが確定した今回のpitti uomo 2022 ssでした。1日2日目も多かったのですが、3日目はクラッシックなラインのパンツのオンパレード。今回はそんなパンツを中心にブログをお届けします。お洒落さんは必見のブログです。

では。


歩くとソフトに揺れて流れるエレガントラインが基本です。

初めのスナップを見て分かる通り、歩くとソフトに揺れるエレガントなラインのパンツがなんさまカッコ良い。

既に4年前には、イタリアでも流行を引っ張る紳士はこのラインで会場に登場してましたが、しかしその時期はまだ、細くテーパードの効いたパンツが、まだまだ主流の時代、正直「あんなパンツが来るのかな?、カッコ悪いなー」てな感じで見てました。しかしスーツも時代でシルエット、デザインは変わります。今のサルトリアが作る形が普遍的に思えるのは、いつの時代も同じ事で、そろそろ今の流行のデザインとサイズ感も限界の時期なのかなと感じます。


そんな時期で最も敏感に変わって来たのがパンツのラインです。ウエスト高めで少しゆっくりとしたエレガントなテーパードラインです。間違いなくこのラインのパンツになります。時代はスポーティーからエレガントです。

それではスナップをどうぞ。


今年、抜群に多かったベージュスーツの紳士です。ダブル襟付きの6ボタンベストに目がいきますが、パンツラインがこのスーツをエレガントにしています。男前すぎます。これぐらい余裕が今からのエレガントです。

ジャケットの肩付けもイタリアのロープドショルダー。イギリスの様に堅く直線的でないのがイタリアです。美しい。


またまた登場の紳士です。エレガントなパンツです。彼も数年前迄、細いテーパードパンツでしたが、今はこのサイズ感。

僕、悪いです。の代表の紳士、合法的に何かやってます。 白パンもこのサイズ感で履くのです。歩くとソフトに揺れるのが悪いやつです。


しかし黒人は毎度の事お洒落です。揺れてます。


これぐらいの短い丈のパンツも参考になります。こらはパンツのシルエットも大事ですが、きちっとお尻が隠れる長さのジャケットとサイズ感のバランスが良いのです。

この二人のスーツの着方が好きです。完全にファッションとして着ています。完全に狙ってます。スーツに着られるではなく着るとはこんな人を言います。カッコ良すぎます。


太股の余裕の感じを見て欲しいです。ハイウエイでテーパードが効いてますが、これぐらいサイズ感であれば揺れます。これぐらいが日本でも最も抵抗ないサイズ感かもです。


何回も登場の彼です。しかしカッコ良すぎます。全てのサイジングが完璧でないと中々出来ない、この存在感です。

このラインなら、クッションがきちっと入る長さが欲しいところ。

でも参考になります。


ここからはチョット前のサイズ感を紹介します。ちょっとデイスりますが、二人とも仲いいので大丈夫。

彼はイスタンブールからの紳士。このパンツのサイズ感はもう昔です。ジャケットも短か過ぎ。仲いいから本人にも言ったので大丈夫です。「そんな事言うなよ~。」と言ってました。


これもまた昔・・・。くるぶし上で切って、素足にシューズは終わってます。確かこんな芸能人いましたね。彼も見た目は怖そうですが、サングラスを外すとめちゃくちゃ優しい目をしてます。実は性格もメチャクチャいいですよ。

でもセンスが昔です。真似注意です。



最後にこれぐらいなら、今の日本でも真似しやすいサイズ感の紳士です。

太すぎず、細過ぎず。ハイウェストから落ちるラインのパンツは秀逸です。Napoliジャケットに代表される高いウエスト位置からハイウェストパンツにかけてのラインは参考なります。


今回はpitti uomo day3 (2)

クラッシックなパンツラインが帰って来るのが決定のブログでした。

今からスーツやパンツを作る方は是非参考にしてください。