PITTI UOMO97 DAY1
毎年1月 このPITTI UOMOの時期だけフローレンスはお洒落をした紳士で一気に華やかになります。
世界中から来る観光客は、PITTIUOMOを知らない人がほとんどで、街中で見かけるお洒落な紳士を見るたびに「普段からイタリアの紳士は本当にお洒落だ・・・」と勘違いしてしまいます。
いつものフローレンスは世界的な観光地・・・大きなスーツケースを持った人が行き交い、特別お洒落な人をそんなに多くは見かけません。この時期だけ特別なのです。
さて今回の2020AW PITTIUOMO 1日目をmichele&Shinの目線で報告します。
実は今回から、PITTIスナップで、写真だけを切り取るのだは無く、出来る限りインタビューをすることにしました。去年までは写真を撮りそれを見て今後の流れを掴む様にしてたのですが、スナップに収めるのは、世界中そしてイタリア中から紳士のお洒落を発信しているファッショニスタがほとんど、、、彼らに今回のこだわりを直接聞いた方が確実で間違ないはずです。
michele&shinのこだわりである、まさに「世界中の今のSTREETスーツスタイル」の流れが分かるはずです。勝手に写真を見て想像するより、直接本人に「聞いた方が早いですよね・・・なぜこんな簡単な事が出来なかってのか反省です・・・・。
そんなインタビューの中、間違いない今後の流れが分かってきました「クラッシック&ビンテージ」です。
どの人に聞いてもクラッシックなスタイルに帰ってると言います。
例えばこのスーツスタイル
彼はスコットランドから来てた紳士で、目を引くサイジングと形が特徴的でスナップを撮り話を聞くと
このスーツは1940年台のブラウンチョークストライプハンドメイド3ピーススーツ
ビンテージスタイルが一際光ってました。
シングルピークドラペルこれぐらいのゴージの高さがイイ・・・
きちんとお尻が隠れる長さのジャケットにこの片付け。
襟付きのベストに
裾幅22cmのアウト2タックパンツ・・本人は裾幅22cmと言ってましたが僕の見た感じだと23cmはあります。
全体のサイズ感も新しい・・・・
完全クラッシックがカッコよく映ります
今やるとまだ早すぎるて難しいとは思いますが必ずこのサイジングとデザインになるでしょう。
イタリアでデザイナーをしているCLAUDIO DE ROSSI
彼も1920年代のJAZZスタイルから今回のデザインのインスピレーションを得たとの事でした。
彼ら2人のスーツデザインのディテールとサイジングは素晴らしかったので、またのブログで詳しく紹介します。
michele&shinでも今、お客様にきちんとお尻が隠れる長さで少しクラッシックなサイジングをオススメしています。今からしばらくこの流れは間違い無いでしょう。
次に1日目の具体的に出来そうなコーディネートで圧倒的に目を引いたのが「グリーン&ブラウンを使ったコーディネート」でした。
この合わせが目を引く目を引く・・・・。オオッと目を引くとどこかにグリーンが入ってます。
この合わせはシックな中に華やかさと軽やかさが出ます。

日本人はこのモスグリーンをあまり着ない印象ですが、何か1つジャケットでもパンツでもコートでもモスグリーンを入れることでぐんとカッコよさが引き立ちます。これはオススメのコーディネートです。ぜひオススメします。
明日はみんなが1番気合の入る2日目・・・また何か新しい発見があるでしょう。
あすも楽しみに。
今日はPITTI UOMO 2020aw 1日目でした。