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PITTI UOMO 107 DAY2

2025年01月15日

フィレンツェの朝は遅い。今日の日の出は8時で、このPITTI UOMOの4日間は世界中から来てる

ファッショニスタ達がフィレンツェの街中で、カメラマンと一緒に、撮影の為に太陽が出るのをいつかいつかと震えながら待ってます。

この時期のフィレンツェの朝は、透き通る様な青くピンと張り詰めた空気感と、古代から残る歴史的な建造物のコントラストから生まれる景色は、他のイタリアの街とは一味違う表情を見せます。

日の出から10時近くまで旧市内で撮影し、PITTIの会場まで移動します。なので10時頃PITTI UOMOの

会場入り口の賑わいは特別な景色を見せます。

イタリア中はもとよりヨーロッパ中、そしてアメリカ、アジア、中東まで世界中のファッショニスタや各ブランドのデザイナー、そしてバイヤー達がゾロゾロと集まってきます。みんなそれぞれ自分達が最高にイケてるだろうと思う格好をして集まってくる姿はいつ見てもわくわくします。

ファッションはいつの時代もストリートから生まれます。ここで見る洋服は次のアイデアとなり刺激になり、そして次の流れを教えてくれます。

そんなPITTI UOMOも今日は2日目。今回はその2日目を報告します。

パンデミックからが少しずつ戻りつつあるPITTI UOMO


コロナのパンデミックから少しずつ活気が戻ってきた感じがする今回のPITTI UOMOの2日目。

昔を知ってる人からすると、徐々には増えてはきましたが、前回の106回まで来場者はまだまだ少なく、元気の無いと感じるPITTI UOMOでした。しかし今回のPITTI UOMO107の2日目は久しぶりに多くの来場者でごったかいしています。この感じが欲しかっんです。徐々ですが昔が戻ってきてる気がします。

それを象徴するのが、PITTI UOMO名物、コスプレオヤジが戻ってきた事です。少なからず、このコスプレオヤジを馬鹿にする人がいますが、ファッションは人それぞれ、このコスプレイヤーがいないと会場は盛り上がりません。PITTI UOMOは紳士服のお祭りです。一年に2回世界中からこの雰囲気を求めて集まってくるのです。


どうですか?3人ともいい歳したオヤジです。しかしこんなオヤジがいないと盛り上がら無いんです。


間違いなくクワイエットラグジュアリーが帰ってくる。


2日目の会場はスーツコートの着用率が高い高い。暫く世界的にカジュアルラグジュアリーな傾向だった

紳士服も、より上品な方向に向かいつつあります。今までみたいに派手な色使いではなく、白、ベージュ、グレーなどの上品で、やもすると女性的な色使いの紳士に目がいきます。会場建物の中のイタリアンブランドや北欧ブランドの展示ブースもまさにこんな色使いです。まだまだ日本に入ってきてる海外ブランドは

ほんの一部しかないのが現状ですが、展示品を見ると、世界の流れは確実にオールドマネースタイルであり、クワイエットラグジュアリーの方向です。今からは上品な色合わせとデザインが主流になるでしょう。


PITTI UOMO内のブランドの展示品をここで少し紹介します。

こんなブースが目立ちます。確実にこの流れです。

この流れは会場を歩いてる紳士にも同じ事が言えて、より上品な着こなしになりつつあります。

さてここからはPITTI UOMO DAY2のスナップショットをどうぞ。

こんな上品な色合わせが主流派です。

いい色です。単色のコーデは上品に見せます。

高級とカジュアルの融合です。

男前軍団です。

今回はPITTI UOMO 107 DAY2 のブログでした。

DAY1DAY2両日ともこんな上品な色合わせが主流でした。


クワイエットラグジュアリーが帰ってくる予感のDAY2でした。