MICHELE&shinがサファリジャケットを作るとこうなる。
MICHELE&shinCLOTHのホワイトベージュで作ったサファリジャケットのセットアップです。
サファリジャケットの基本ディテールと言えば、「胸と下に付く4つのパッチポケットとウエストベルト、そして肩のエポレット(肩章)、さらに背中のプリーツ」でしょう。この4つのディテールされ守れば、どんな形で作っても、サファリジャケットになります。
しかしMICHELE&shinがサファリジャケットを新たな解釈で、現代の大人が着れるデザインにしてみました。
もともとサファリジャケットは19世紀末にアフリカなどの冒険用のジャケットとして、考案されたとされています。本来のサファリジャケットは解禁襟仕立てであり、カーキ色を基本としたコットンやポプリン(ポプリンとはコットンにシルクを混で編んだ軽い布生地の事を言います)で作られていました。王測貴族のアフリカ探検用に着られた背景から、今で言う、ラグジュアリーな高級アウトドアウエアみたいな感じでしょう。そんな王侯貴族が冒険で着用した背景のある事から、ヨーロッパではラグジュアリーアウトドアウエアとしての地位が確率、さらに1968年フランスの天才デザイナー イブ・サンローラン(MICHELE&shinは当時の時代背景から見て、イブ・サンローランは天才だと思います。)がコレクションでサファリルックを発表したことから、わりと一般に広がったと言われています。
MICHELE&shinのサファリジャケットはブッシュジャケット?
みなさんはブッシュジャケットを御存じでしょうか?ブッシュジャケットとはサファリジャケットに近い使われ方をした、同じアウトドアジャケットの一種で、サファリジャケットののち作られたといい、サファリジャケットにはあるウエストベルトと肩章が無くなったデザインのジャケットを総称してブッシュジャケットと言います。
当時の海外カメラマンがこぞって着用した事で有名になりました。当時はフィルムカメラに時代、大量のフィルムが必用だった事で、フィルムを大量に大切に素早く、に最も適してたのでしょう。
さて今回MICHELE&shinが作ったサファリジャケットですが、どちらかと言えばブッシュジャケットに近いイメージです。しかしブッシュジャケットやサファリジャケットの基本ディテールである、4つのポケット、肩章、ベルト、背中のプリーツのどのデザインのディテールもこのジャケットにはありません。しかしどこかデザインディテールと布生地の雰囲気でサファリジャケットになってないでしょうか?MICHELE&shinが現代の大人のサファリジャケットを解釈しデザインするとこんな感じになります。
ハーフパンツでサファリに映える
このサファリジャケットですが、ハーフパンツでセットアップを作りました。
まさに昔の映画に出てきそうな出来栄えです。グッとサファリ感が出ます。ハイソックス(ロングホーズ)に茶のアウトドアなクラッシックなブーツのイメージですが。今ならダブルモンクのブーツなんかで都会に合わせるのが〇です。
まさに褐色のサファリに映えるホワイトベージュのサファリジャケットです。
さてここから完成したMICHELE&shinのサファリジャケットを写真で紹介します。
MICHELE&shin Cloth ホワイトベージュで作ったサファリジャケットです。
ハンドのダブルステッチでチョットそこいらのサファリジャケットとは違うを演出です。
綺麗で上品です。
開襟では無くピークドラペルで。
マチのあるフラップポケットです。
柔らかな肩付けです。
重ね5つボタンで、本水牛の茶ボタンが粋です。
ベストもこんなクラッシックなデザインで作ってみました。
綺麗です。
今回は褐色の大地に映える、MICHELE&shinのサファリジャケット×パンツの紹介でした。
こんな大人のサファリジャケット今年の夏にオススメです。是非参考に。