FOX BROTHERSのオーダージャケット

2018年12月11日

フォックスブラザーズの本当にカッコいいジャケットが完成しました。

やっぱりフォックスブラザーズのフランネルは良いですね。


今回紹介するのはフォックスブラザーズの定番中の定番、フランネルハウンドトゥースのジャケットです。

お客様からオーダーを受けたのはこの10月の中旬・・・・

まずフォックスブラザーズかハリソンズで作りたいとの要望から始まりました。

オーダーの話を進めて行くと、我々以上に布生地メーカーや素材、柄の名称に詳しい詳しい・・・びっくりです・・・


今まで他のテーラーで作っていたらしいのですが、そのお店から、時期の終わった使えなくなった各メーカーのバンチブックをもらい自宅に飾って、それを肴に1杯やってるとの事、すごい・・・

僕は家に帰ったら一切バンチブックは見たくないですけどね・・・・

FOX BROTHERS
FOX BROTHERS

    

「洋服よりも布生地が好き」だとお話を伺い・・私もこの商売長いですがここまで人は初めてで、いわば布生地のセミプロ・・・本当に詳しくて驚きました。


MICHELE&shinではイタリアの布生地の産地、ビエッラ、プラート、ナポリ等で布生地の直接買い付けを行いイタリア現地適正価格にこだわりスーツを作成してますが、

「この布生地の柄はなんて表現したら良いのかな?」なんていうことがごくまれにあります。

実は最近このお客様と非常に仲が良くなったおかげで、ちょっとわからない柄はこのお客様に聞いたりしてます。恥ずかしい話ですがプロのテーラーでもわからない柄はあるんです・・・・☺。


生地の素材と服作りと最新のデザインには自信があるのですが、柄の知識が・・・・・勉強、勉強・・

さて今回はすでにオーダーの打ち合わせの段階で生地は決められて来てました。


その布生地がこちら。

Somerset Jacketing FJ350/B2698/11 340/370g
Somerset Jacketing FJ350/B2698/11 340/370g

この布生地はバンチブックで見るとわからないのですが、ジャケットになったときのハンドトゥースの大きさのバランスがホント絶妙なのです


生地だけ見たときはブリティッシュカントリーなどちらかと言うと無骨なジャケットになるかなと思ったのですが、出来上がると「非常に都会的な印象のアーバンカントリーなジャケット」に仕上がりました。

これはハウンドトゥースの柄の大きさのバランスと発色の良いグレーと少しくすんだ白のバランスがなせる技なのでしょう。


これが今回のジャケットです。


さてここからはデザインのこだわりです。

お客様と打ち合わせをして1番こだわったのがこのラペルデザイン・・・・

 10cm幅から少し内側にこうを描く絶妙なライン・・・

 

さらにゴージラインもアールをとってるので最高にセクシーなラインになってます。

これは本当にカッコ良すぎます。

   

布生地の色 柄 素材感 そしてデザインのバランスがピタッと合うとこんなにカッコいいジャケットが完成するのです。


お客様にも本当に気に入って貰いテーラー冥利につきます。

ちなみにこのジャケットは2回目のオーダーということもあり、お客様の体型と好みのサイズ感は把握出来てたので、仮縫いなしのホワイトレーベルで作成しました。


実はこのお客様、このオーダーの時にハリソンズの布生地も捨てられず、ハリソンズでスーツの同時にオーダーいただきました。当初はフルハンドレーベルの予定だったのですがホワイトレーベルになり少しリズナブルな価格になったことで2着オーダーを頂きました。


このスーツも出来上がってますので次回のブログに上げたいと思います。

お楽しみに。

今回はフォックスブラザーズのハンドトースのジャケットのお話でした。



東京都 中央区 銀座 2-11-10 オーダースーツ オーダージャケット MICHELE&shin