FOXフランネルを使ったジャケットが完成しました。

2020年01月25日

紺のフランネルもイタリアになるとこんなに違います。ジャケット全体のドレープ感が柔らかく体を包みます。

紺のこのジャケットは細部に拘りがあります。

まず見てほしいのがこのラペルのカットです。

内側に絶妙に曲線を描くラインです。めちゃくちゃカッコ良く無いですか?

このラインはジャケットのイメージをシャープに見せる効果が絶大です。今なかなかこのカットをやるテーラーが少なくなりました。僕たちも作って分かるのですが、この様な中に弧を描くラインは本当に部妙で難しく、腕のいい職人の手作りだから出来るラインと言っても良いでしょう。


さて、この様な中に弧を描くラインは難しいラインと言いましたが、実は人間の目という美はよく出来て、直線のラインやイタリアで良く見かける外にカーブを描くラペルのカットラインの多少のズレはわかりません。しかし中に弧を描くラインは少しの違いでも目につきます。

それとカーブのラインの取り方が難しいのです。

本当に職人泣かせのラインです・・・・・

でもカッコいいのです。

人とはどこか違うスーツをお求めならこのラインは絶対オススメです。


ゴージラインは高めにしました。

ゴージ幅は細く見えますが10CMあります。

コレぐらいが今良いですね。

肩付けはMICHELE&shinお得意の雨振り袖です。日本ではマニカカミーチャと言われますが、イタリア、特にナポリでは「マニカマッピーナ」と発音します。ぷち現地情報です。

この肩付けはイタリア感が出ますね。大好きです・・・・。

ポケットはパッチポケットにしました。

ポケットデザインは上部分は直線で斜めにして、ポケット自体は大きくカーブを描くラインです。

この形も型紙をおこし試行錯誤した結果この形になったのですが、

ポケット自体を大きくカーブした形にするとき上のラインをどうしてもバルカにしたくなりますが今回は直線でデザインして正解でした。

ラペルのラインとポケットのラインが最高にカッコ良くまとまってます。

   本切羽は重ねの4つボタン

   フラワーホールの写真

全てのボタンホールとフラワーホールはもちろん手縫いです。

ジャケットの格を確実に上げます。

もしオーダーする時にこれだけはやってほしいポイントで見て分かるオーダージャケットやスーツの大きなポイントです。


FOXフランネルを使ったジャケットでした。

ぜひご検討ください。