3年ぶりの布生地屋はやっぱり良かった。

今回は久しぶりに布生地屋に行ったブログです。

イタリアの布生地の産地は大きく分けると2か所になります。イタリア北部、ミラノから1時間ぐらい行った所にあるスイスの国境の街、ビエッラとフィレンツェの隣町のプラートです。

ビエッラは紳士の布生地の産地として特に有名で、プラートはハイブランド等の布生地の産地で有名です。

イタリアは南北に長い国。今回3年ぶりのイタリアで、さすがに全土を回るのは日程的にきつく、今回はフィレンツェに近い事もありプラートだけに行くことに。しかし久しぶりの布生地屋です。布生地を買い付けるワクワク感と、いつもの彼らに会えるワクワク感とで、いつもの通り慣れた道なのに、曲がる所を通り過ぎたりしてやっとたどり着きました。

後ろ写ってるのは今回借りたレンタカー、ルノーです。何故かこのルノーのクラッチがスポーツカー並みに重く、街中はクラッチ踏む短い足がもっと短くなりそうで・・・。

ブログ様に入口でパチリ。

久しぶりの再会です。事務所で冗談をかわして。嬉しくて笑顔がこぼれます。

お目当ての布生地は厳重に地下に保存されています。勝手知ってる場所です、案内もなく勝手に地下に。

脚立も3年前と変わらず、同じ物です。しかしイタリアの布生地屋はいい匂いがします。何とも言えないいい匂いです。匂いは人の記憶を呼ぶ覚まします。初めてここの布生地屋を見つけた時の、あの感動が呼びかえってきます。悪い予感です。メチャクチャ買っちゃいそうです。まあ良いか。3年分を買いましょう。

多分この写真は布生地の話はしてないです、ほぼほぼ女の子の話でしょう。じゃあなければこんな笑顔はないはずです。それかあそこの話か？世界共通で笑顔になるのはこの話です。

久しぶりなので買っちゃいました。

今回、3年ぶりということで、予定よりかなり多くの布生地買いました。当初はレンタカーに積み、ナポリの工房迄運ぶ予定でしたが、全く積める量でなくなり、送ってもらうことに。特に今回はコートの布生地が良い感じです。

扉に張ってた昔の新聞かな？　何を書いてるか分からないけど、味があります。

このオレンジは最高です。

このオレンジの布生地は　ネップの入った生地です。（ネップとはわざと毛玉が出来てる様に見える布生地で、イタリアの紳士はこぞって仕立てる、上級者の布生地です。）それのオレンジです。見た途端買っちゃいました。

最後にみんなでパチリ。

日本のバンチブックにない素晴らしい布生地が目白押しが自慢のMICHELE＆shinのコレクションです。今回も素晴らしい布生地を買い付け出来ました。店舗で素晴らしい布生地がお待ちしております。是非見に来てください。

今回は３年ぶりに行った布生地屋の話でした。