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紳士から愛されるフィレンツェのBARBARの50周年記念パーティーゲストとして

2025年06月18日

イタリアフィレンツェに今年で創業50周年を迎える、フィレンツェの紳士なら誰もが知ってる床屋があります。その名前は 『HAIR STUDIO』50年間、実直に髪を切り続ける親父さんに、フィレンツェの紳士は絶対の信頼を置いてます。そのHAIR STUDIOが今年50周年を迎える事で、MICHELE &SHINに声がかかりました。

50周年で何か記念になるパーティーをしたいと、オーナーからお客様に相談したところ、『フィレンツェの紳士と言えばpitti uomoだよ、pitti uomoのこの時期に合わせて50周年パーティーを行う事にしようよ。』そこでパーティー会場に紳士のスーツを飾りたいという事になり、MICHELE &SHINに相談があったのです。『ミケーレの作ったスーツを是非パーティーで飾りたいんだ、出来たら少し個性的で、でもイタリアンスーツの基本は崩さずに』と。嬉しい申し出でした。イタリアのスーツと言えばナポリのイメージですが、フィレンツェにも沢山のサルトリアはあります。歴史もあり、MICHELE &SHINよりも素晴らしいスーツを作る所はあると思います。そんな中MICHELE &SHINを選んでくれたのですから本当に嬉しい限りでした。

提案したのが、画家鈴木一世氏とのコラボレーションで手書きしたトルソーでした。

ちょうどこの話があった頃、画家鈴木一世氏との個展の話があり、その打ち合わせをしている最中でした。時期的に個展の後という事もあり、個展の作品を現地まで持ち込めます。そこでHAIR STUDIOに提案したのが、作品を落とし込んだトルソーをイタリアに持ち込み、そのトルソーに服を展示するというものでした。この時点ではまだトルソーの完成イメージは出来てなかったのですが、間違いなく面白いものが出来そうな予感はします。このアイデアを提案するとすぐ返事があり、『いいアイデアだ、当初はスーツだけの展示だと思ってたが、トルソーに手書きした作品なんて聞いてことが無い、ぜひお願いしたい。との事でした。クラッシックに今を加えるのはMICHELE &SHINの最も得意とするところです。また新しいスーツのアイデアが出そうなそんなワクワクどこかします。

pitti uomoの前夜祭の様相を見せるパーティー

今回のパーティーはですが、さすがフィレンツェで50年の歴史を誇るBARBARです。pitti uomoの前夜祭を感じさせる、お洒落をした紳士淑女でぎっしりです。

明日がpitti uomoの本番ですがフィレンツェのその筋の紳士は、ほとんどここにいる感じです。

ここから写真で当日の様子を少し見て下さい。イタリアの小さなパーティーの雰囲気が少しでも伝わればと思います。


会場のBARBARはいっぱいでみんな外で楽しそうに飲んでます。これが許されるのもイタリアならではかもです。

MICHELE&SHINの顧客であるNabilもパーティーに参加。MICHELE &SHINのタキシードを着用してくれてます。今日はフィンランドから到着したとの事でした。嬉い限りです。

今回作成したスーツ3着です。みんなスーツに興味津々です。

右端がHAIR STUDIOのオーナーです。

仲の良い仲間でパチリです。

予定では6時から9時でしたが、みんななかなか帰らないのがイタリア流。

今回はフィレンツェで50年続くBARBARからの依頼でパーテーに参加した話でした、少しでもイタリアの雰囲気が伝わればと思います。

次のブログはpitti uomo の1日目の報告をしたいと思います。

ぜひ楽しみにしといて下さい。