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ロロ・ピアーナの魅力的なスーツが完成しました

2020年04月16日

今年フルオーダースーツはロロピアーナ ソフトタッチがおすすめです。

ロロ・ピアーナSOFT TOUCHのチャコールグレーコールグレーで作ったシングル2つボタンのスーツが完成しました。

一見、普通に見えるスーツですが、細かいこだわりが垣間見える大人のスーツが仕上がったので今回紹介します。

まず必見なのがこのチャコールグレーの布生地。 さすがロロ・ピアーナのSOFT TOUCH、名前の如く非常に柔らかく最高のさわり心地に、チャコールグレーの発色のバランスが絶妙です。

ここで少しロロ・ピアーナSOFT TOUCHの説明を。

この布生地は本来は秋冬でリリースされてる布生地ですが、割と軽めな280gの素材なので、MICHIEL&shinは3シーズンでの着用をオススメしている布生地です。

 ロロ・ピアーナ独自の最高級ニュジーランド産メリノウールSUPER130sで織られた布生地を、表面を軽く起毛させる事で、名前の通り最高の手触りと着心地をを両立しています。280gとちょうど良い重さは3シーズで着用出来、非常に汎用性が高い最高の布生地の一つです。

その中でもMICHIEL&shinが特におすすめはこのグレー色です。グレーは素材の良さで仕上がりが本当に違います。柔らかく、上品な光沢感のあるグレーのフルオーダースーツ、本当におすすめです。

ベーシックの中にコダワリを。

まず見てほしいのがこのラペルの仕上がり。

ラペル幅は10cm 直線ラインで作成してます。ゴージラインは7cmと、まだまだハイゴージのジャケットが多い中、ミディアムラインは新鮮に写ります。

ラペル幅はこれぐらいがオススメです、多く見られるゴージ幅は8cmが多いですが、今だと、少し狭い感じがします。 シングルノッチドラペルならこのデザインは新鮮で、本当にオススメです。

さらにこのラペルデザインを構築的に美しく見せてるポイントがラペルのう上衿との繋がりラインです。首元に向かって曲線で迫り上がっていくラインはイタリアジャケットの特徴。この曲線は大事ですよ、大事・・・・。ここはこだわって欲しいポイントです。

肩はMICHIEL&shinオススメの雨降り袖(マニカ マッピーナ)。このスーツに柔らかさを与えてます。ハンドメイドで付けるマニカは味が違いますよ。

ポケットデザインはチェンジポケット。

このポケットどこかカッコ良く感じませんか? これはフラップ幅を6cmにデザインしてます。5cmのフラップが多い中、オーダならではの少しのデザイン変更で、どこか違う印象になります。ちなみに今、ナポリの新進気鋭のサルトリはこの幅が多くなってきてますよ。オススメです。

パンツはアウトワンタック、履きやすいベーシックなハイウエストにベルトループ有りのウエスマンは4cm。 素材の良さを感じ取れるベーシックなデザインでビジネスマンの好印象アップは間違いないでしょう。

今回紹介したスーツはベーシックな中にこだわりを詰め込んだスーツの完成でした。

せっかくオーダーするなら、こんなディティールを詰め込んでみるのをオススメします。

参考に。