男を引き立てるのはこんなネイビーブルー
ネイビーブルースーツ、正に男の王道スーツ。男を引き立てるのはこんなネイビーブルースーツで間違いは無いでしょう。美しく上品に光る青は6月のカプリ島の海を連想させ、見る者をイタリアに連れ去ります。
イタリア職人が作る、柔らかなラインとカプリ島の青(藍)色は最高のネイビーブルースーツを完成させました。そんなイタリアのネイビーブルースーツを今回は紹介します。
イタリアの青はチョット違う
去年迄、コロナパンデミックのせいで、暫くナポリに帰れなかった事で、あの時は本当に厳しかったなーと、今、振り返ると懐かしく思います。なかなか人生の中でこんな経験出来る事は無いので、いい経験として記憶に留めています。
さて、そんな去年の2022年の初夏には、既にイタリアを含めEU圏内は完全フリーに入国を認め、6月のバカンスシーズンには本当に多くの観光客がイタリアの夏の太陽を求め、大挙してイタリアに押し寄せていました。僕も久しぶりのイタリアということで、バカンスを楽しみにカプリ島に行くことに。ナポリにいるのに何故か、カプリ島に行くのは初めてです。
実は、僕自身、偏屈なところがあって、「観光地嫌い」なのです。理由は無いのですが、日常の街が好きなのです。ローマなんかの有名な観光地には、ほとんど行った事がありません。でも、こんなコロナみたいに、人生何が起こるか分かりません。動けるうちに、出来る事はやっとこう、見れるものは見とこう。ということでカプリ島に行くことに。
カプリ島の海
そしたら、ビックリです。海の青が全く違います。写真では上手く伝わらないのですが、少し鉛を溶かした様な光沢の青なのです。深い青ですが、全く怖さはありません。吸い込まれる様な青、深い青、美しい青とはこんな青を言うのです。「そうか・・だから、イタリアの青は違うんだ・・・」イタリア人の青に対する思いは、こんな青を見てるからだと、思い知らせれました。
偏屈な性格を少し治して、やっぱり有名な所にも行かないとダメだとつくづく反省しました。
本当、ナポリの海とカプリ島の海は違います。
そんなイタリアのネイビーブルースーツが完成
そんなイタリアのネイビーブルースーツが今回完成しました。男を引き立てるのは正に、こんな王道なネイビーブルースーツでしょう。
ここからは写真で作品を紹介します。
シングルブレスト3つボタン段返りの美しいスーツです。カプリ島の海を連想させる青です。
ラペルは10cm
ゴージラインは5cmでデザインしました。ストレートカットのラペルカットが安心感を与えます。美しいスーツの顔です。
胸バルカポケットも美しい。
この手縫いのステッチと手縫いのボタンホールは、オーダーの醍醐味です。
マニカマッピーの肩付けはMICHELE&shinの自慢の肩付け。ドレープ感が自慢です。
この布生地本来のドレープ感を生かした仕立てが、ナポリ職人とMICHELE&shinの自慢です。
今回はカプリ島の海に連れ去る、美しい青スーツの紹介でした。
ネイビーブルースーツ間違いなしのスーツです。
ぜひ参考にして下さい。