流れはスポーティーからエレガンスに。
イタリアに帰れなくなって、はや1年半が経とうとしています。いつもは日本料理が恋しくて、日本に早く帰りたいばっかりだったのに、こうなるとイタリアに早く帰りたいと思うこの頃です。。
そんなイタリアはワクチン接種もかなり進み、マスクなしで街に人が溢れてるようです。少し前のユーロではイタリアが優勝して、イタリア中が爆発してたし、バカンスシーズンを我慢してた事もあって、イタリアはとても景気が良いようです。(まだマスクをしている人も沢山いる様ですけどね)
今回はそんなイタリアの最新スーツ情報を少し書きたいと思います。
スーツのデザインが大きく変わる周期が今年
約2年前ごろから、イタリアのお洒落にスーツを着こなす紳士は、今までのジャストサイズのぴったりスーツをやめ、少しゆったりなシルエットのスーツを着るようになっていました。
特にパンツのシルエットに代表される様な、「ノータックノークッション、くるぶし丈で極度にテーパードが効いてるパンツ」から、「タック入り クッションのある、クラシカルなゆとりのあるテーパードパンツ」になりつつありました。ここにきてこの流れは間違いない流れになり、「ピタピタからゆったりのエレガント」に完全にデザインは変わりました。
スーツの流れはフルハンドのサルトリアが作る
紳士のスーツの大きなトレンドの流れは、イタリアNAPOLIに代表される、ハンドメイドのサルトリアが作ってるのは間違いのない事実です。イタリアのサルトリアと聞くと、時代に左右されない、同じデザインのスーツを作ってると思ってる方も多いと思います。しかし実際はそんなことはなく、きちっと時代のトレンドを反映したスーツを作ります。スーツは作業着ではなく、「男を最大にカッコよく見せる服」だという事を基本においてるからです。
そんな中ここ最近、「スーツのデザインとサイズ感のトレンドが大きく変わったてきた」とよく聞きます。
暫くの流れだった、「スポーティーなジャストサイズから、色気と余裕が薫るエレガントなサイズとデザインに」にです。
この紳士のトレンドの変化のサイクルは大体10~15年でしょうか?2000年以降、紳士のトレンドは無くなったと言う人もいますが、決してそんな事はありません。いつの時代も頑なに古臭い流行を身にまとうより、スタイリッシュなオヤジの方が間違いなくカッコいいのです。
間違いなく、色気と余裕が薫るエレガントなサイズ感とデザインの方向です。
またこの最新イタリアのサイズ感とデザインの方向性の情報は書こうと思います。
楽しみにしていて下さい。