初めてパリからのオーダーが。
今回オーダーを貰ったBasemは元々、アラブ首長国連邦で生まれ、幼い頃にパリに両親と移住して来た、アラビアンリッチを感じさせる友人Basem。
彼がBasemです。アラビアンなナイスな紳士です。
しかし、オイルマネーの勢いは凄まじく、コロナ前にイタリアからのトランジットでアラブ諸国に行く機会が度々あり、その時、色々オイルマネーの話を聞きました。その当時だからもう5~6年ぐらい前かな?その当時アラビア諸国で最もお金持ちの国と言われてた、カタールでの話です。日本で言う高校生のおこずかいが、日本円で月40~50万円位だよと言われ、ビックリしたのを覚えています。高校生のおこずかいですよおこずかい。日本とはチョット桁が違います。オイルマネー恐るべしです。
しかし、現地のみんなが全てリッチな訳では無く、リッチなのは現地で生まれた自国のアラブ人だけで、実際に労働をしてる人は全て外国人労働者。その外国人労働者の賃金が本当に安い・・・レストランで働くインド人だと日本円で月3万円位でした。それでもインドの田舎より全然良いんだよと、彼らに言われ、世界の現実を見せつけられたのを覚えています。
そんなアラビアンリッチなBasemから以前イタリアでオーダーをもらい、今回のお渡しはパリで行う事に。久しぶりのパリです。美しいパリの街並みとMICHELE&shin。パリに行くのが楽しみでした。
元々はリヨンに住むRomeinの紹介でした。
夕焼けのセーヌ川です。パリはやっぱり美しい街です。
元々はフランス、リヨンに住むRomeinの紹介で、「アラビアンリッチな奴がパリにいるけど紹介していいかな?」から始まりでした。パリ ?アラビアンリッチ?・・・大歓迎です。笑笑
実はパリは、あまり行った事がありません。数回観光で、ルーブル美術館、凱旋門、エッフェル塔、モンマルトル、ムーランルージュ位です。出来れば普段のパリが見たいものです。普段のパリは現地人じゃないと分かりません。Basemeに日常のパリを見せてもらえると楽しみにしてたのですが、今回時間の調整がつかず、お渡しはMICHELE&shinの専属カメラマンにお願いする事に。
久しぶりのパリ・・・行きたかったな~
お任せのアラビアンリッチ
さて今回のオーダーですが、イタリアで一回の採寸と仮縫いで完成しました。デザインやディテール、更に布生地迄全てMICHELE&shinにお任せです。
さて今回のスーツですがかなりのお気に入りで、今までのスーツとは全く違うと褒めてくれました。そんなアラビアンリッチBasemのスーツです。ここからは写真で紹介します。
少し黄色みの強いベージュ色のリネンのスーツです。MICHELE&shinオリジナルファブリックです。この色味がお気に入りの様でした。
ルーブルで撮影しました。
この写真はイタリアフィレンツェのPITTI UOMOでもショット。お気に入りでPITTIでも着てくれました。ありがとうBasamede。
さて今回はMICHELE&shin初めてパリからオーダーを頂いたBasemの話でした。