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ロロ・ピアーナ オーストラリスのスーツ完成 

2021年06月27日

イタリア製フルオーダースーツには、やっぱりこんな柔らかな布生地がベストです。

Loropiana AUSTRARIS Super150,s 

イタリア職人が手縫いで作るMICHELE&shinのスーツの相性は抜群で、ナポリ独特な優しく羽織る様なスーツをまさに体現出来る素材です。

布生地本来のドレープが美しいスーツが見て取れます。

写真でも分かると思いますが、ソフトに立体的に身体を包み込む柔らかさと、美しい自然な布生地自体のシワ(ドレープ感)が本当に美しいスーツが見て取れます。

イタリアのスーツの大きな特徴の一つとして、スーツ自体に無理やりピシット面を出すのではなく、布生地自体のドレープ感を大切にします。布生地本来の柔らかさだったり光沢感、これこそがイタリアらしいデザインと相まって、イタリア製フルオーダースーツを表現します。このスーツはまさにそんなスーツです。

カーディガンの様な着心地が特徴のイタリアスーツ

MICHELE&shinが特にこだわってるのがこの「柔らかな着心地」。

着心地を大きく左右する芯材を極限まで軽く、しなやかな物にこだわってます。このしなやかさと柔らかさはイタリア製のスーツの大きな特徴で、イタリア製のスーツの中でも特にMICHELE&shinの物は「薄く柔らかく、そしてしなやか」な心材にこだわっています。MICHELE&shinのスーツは「カーディガンを羽織ってる様な着心地」とよく表現されるのはこの為です。


MICHELE&shin×LOROPIANA AUSTRARISは最高の相性

美しい紺のLOROPIANA AUSTRARIS Super150スーツ。綺麗としか言いようがありません。まず分かるのがこの光沢。良いものが分かります。

紺の色が本当に良いです。紺は本当に奥の深い色。太陽光の当たり方で深海のブルーに、夜には黒に見える「ブルーブラック」から、鮮やかなブルーの紺まで、本当に奥が深い色で、ビジネスからお洒落着まで万能にカバーしてくれます。

そんな紺の中でも、このLOROPIANA AUSTRARISの紺はSuper150と言うこともあり、光沢と色の出方が素晴らしい布生地です。まさにいやらしくない万能の紺なのです。MICHELE&shinが作るMADE in ITALYとの相性はこれほどないほど抜群なのはこの写真を見てもらえると分かるはずです。

それではここから、完成の写真をじっくり見てください。


LOROPIANA AUSTRARIS s,150 ダブルブレスト6ボタンの2つ掛け

特徴時なのポケットフラップのデザイン、6㎝幅でスクエアカットにデザインしました。


13㎝のハイゴージワイドラペル。ラペルカットはストレートカットで。 

これが限界のハイゴージです。これだけのハイゴージだと仮縫いをしないと綺麗な高さは出ません。



マニカの肩付けから、柔らかく自然に伸びる腕の付けは美しいとしか言いようがありません。イタリア職人に脱帽です。


フラワーホールは手縫いのミラネーゼスタイル。スーツの格を確実に上げます。


ボタンホールはパンツを含め全て手縫いです。ミシンとは味が違います。オーダーするなら手縫いのボタンホールは必須です。

本切羽の4つボタン。追加料金は発生しないので本水牛ボタンをMICHELE&shinではオススメしています。


パンツはMICHELE&shinお得意のサイドアジャスター付きのベルトレス仕様。

少し幅広のダブルにして、5㎝のダブルです。

インワンタックの美しいドレープ特徴的です。 

持ち出しの編み込みベルトループはMICHELE&shinの特徴です。


今回はボタンフライでクラッシックにお仕立てしました。

サイドアジャスタはピストル型で、付けが手縫いが良い味をい出してます。

いかがでしたか?美しいLOROPIANA AUSTRARISの紺生地で作ったダブルスーツの紹介でした。イタリア職人が作るハンドメイドのとの相性は抜群です。是非参考に。