ベージュの色気溢れるコーデユロイスーツ
皆さんこんにちは。MICHELE&shinの松本です。
今日はMICHELE&shinオリジナルのコットン100%ベージュコーデュロイを使って作成したスーツが完成したのでご紹介します。
・コーデュロイ(コールテン)とは
コーデュロイとは毛羽立った畝が縦方向に入り織られたパイル織物の1つで、生地と肌の間に空気の層をつくりだし暖かい空気を逃さないため保温性が高いのが特徴いです。
生地をパイル織りしカッティング、水で生地を揉み込み、うねを出す。その後ローラーで焼いて光沢感を出すと言う4段階でコーデュロイ生地は作られます。
コーデュロイで作るスーツは?
スーツを作る上で使われる素材として最も多く使われるのがウールツイル。しかし冬のカジュアルシーンで他と違いを見せつけるならコーデュロイがオススメです。
特に今回作成したような光沢感のあるコーデュロイは、カジュアルであたたかみのある雰囲気の中にも高級感があり、お洒落な着こなしに最適です。
それでは今回出来上がったスーツのご紹介です。
シングル2つボタンのパッチポケット仕様。
今回使用したのはMICHELE&shinオリジナルのベージュコーデュロイ 。
cotton100% 320g
明るいベージュに高級感のある光沢が美しいです。
ラペルは幅9.5cmのストレートカットでデザイン。
手縫いのミラネーゼボタンホール。
スーツの仕立てのクオリティーはボタンホールで違いが出ます。圧倒的に立体感のあるMICHELE&shin自慢のミラネーゼのボタンホールは、スーツ好きにはたまらないディテールですね。
手縫いのシングルステッチ
今回仕立てる上でダブルステッチにするかはかなり迷ったのですが、コーデュロイのピッチ幅が細いうえ光沢感があったので、生地の質感を邪魔したくなかったので、シングルにしました。
ラウンドでデザインしたバルカパッチポケット
バルカポケットとはよく胸ポケットで使われることが多い、底が船底のように緩やかに湾曲した形をもつもののことを言います。 このバルカポケットには、シルエットを立体的に見せる効果があり、イタリアの手縫いのスーツとの相性は抜群です。
さらにMICHELE&shinのこだわりで底面だけではなく全体を曲線でデザインされたラウンドのバルカは全体に柔らかい印象を与えてくれます。
肩はマニカカミーチャ。
パンツはイン1タック
ウエスマン4cmのサイドアジャスターベルトループレス仕様で作成しました。
いかがでしたか?
今年の秋冬のカジュアルシーンはMICHELE&shinのコーデュロイスーツを是非。