フルオーダーハンドメイドは人の温かみが出る
ハンドメイドの良さはどこにあるでしょう? 着心地? デザイン? 頑強さ? いやそれ以外にあるとMICHELE&shinは言い切ります。
ハンドメイドの良さは工業製品の画一的な商品とは違う、一つ一つ作品によって違う表情を持って生まれて来るところにあります。まさにアートなのです。
いつからか、商品は全て同じクオリティで同じ品質、そして同じ形を求める様になりました。素晴らしい事です。今の言葉で言うと、コスパ(コストパフォーマンス)やタイパ(タイムパフォーマンス)を極限迄追求した結果でしょう。これは洋服にも言える事で、同じ顔の同じクオリティーの洋服が大量に世の中に溢れ、世界中をあっという間に席巻し、最新のデザインでありながらコストパフォーマンスにも優れた素晴らしい服が世の中に溢れる様になったのです。
フルオーダーハンドメイドスーツの良さは全て違う個体差から来る。
フルオーダーハンドメイドスーツの良さは一つ一つ職人が作るところから来ます。当然手作りで職人が作るので個体差が出ます。この個体差が良いのです。
今、何故か個体差を許さない風潮があります。不思議なのが、農作物でさえ個体差が無いのです。イタリアのスーパーマーケットに行くと、曲がり過ぎた胡瓜や大小バラバラのトマトが無造作に木の箱に入り並んでいます。バラバラの大きさの野菜から、美味しそうなのを探して取ろうとすると、箱の一番下から、少し押しつぶされたのが出てきたりします。店主は何も気にする素振りを見せず、「こっちの方が美味しぞ」と形の圧倒的に悪い少し潰れたトマトを出して来たりします。表面上の美しさでなく、本当の美しさ美味しさを教えてくれるのです。
MARINIとNICOROを果物屋さんの前で撮った写真です。二人の夏のこのスーツも良かった・・・・。
そんな事より、大きさの違う野菜が並んでるのが分かると思います。イタリアらしいお店の写真です。
イタリアは人の温かみを大切にします。MICHELE&shinのフルオーダーハンドメイドスーツの良さは一つ一つ違う、人の温かみがある個体差にあります。
今回のスーツはハンドメイドで表現された力強さが売りです。
今回のスーツはそんなハンドメイドの良さが詰まったスーツです。ハンドメイドならではのデザインコンセプトがあり、スーツの力強さを表現しています。特にウエストシェイプとダブルロープドショルダーのバランスはナポリスーツとは思えない仕上がりを見せています。どちらかと言うと、ナポリスーツは男をしなやかに見せるシルエットが得意ですが、ハンドメイドにかかると、こんな力強いスーツも完成します。
ハンドメイドで表現される力強さがこのスーツの特徴です。
さてここからは写真で作品を紹介します。
圧倒的な力強さが表現されたネイビースーツです。
MICHELE&shinの表現の一つ「ダブルロープドショルダー」と「ダブルブレスト下掛け」が最高のバランスをとっています。
MICHELE&shinと言えばこのダブルステッチ。全て手縫いのステッチでミシンは使っていません。
ダブルロープドショルダーです。美しくそして力く。
ラペル幅は12cmのワイドラペル、緩やかなベリードラインのラペルカットがナポリです。
バルカポケットとミラネーゼスタイルのフラワーホールの写真です。
アウトパッチもMICHELE&shinスタイルの弧を描くラインです。
この上衿の吸い付きがMICHELE&shinの自慢です。
さて今回はハンドメイドで表現される力強さが売りも紺スーツの紹介でした。
工業製品では表現出来ない良さが満載の作品でした。
是非参考にして下さい。