ギンガムチェックで子供に戻る。
ギンガムチェックのジャケットは大人のジャケット。大人の子供心、いや少年心を表現するにはこんなジャケットが一番でしょう。そんなジャケットを今回は紹介します。
大胆でありながら合わせ方は無限大。
MICHELE&shinらしい、大胆なこんなギンガムチェックのジャケットは、着方、合わせ方が無限大のジャケットで、春夏シーズンにチョット上から羽織るのに最高のジャケットです。
合わせ方は無限大で、イタリア紳士がやりそうなコーデネイトをいくつか紹介。まず胸を大きく開けた白シャツに白パンツの合わせが目に浮かびます。フィレンツェのカフェでエスプレッソを粋に飲んでるのが一番似合ます。
白シャツに履きこんだブルーデニムも最高の合わせ方です。ここイタリアではこの合わせ方が一番多いかな。しかし、何故かイタリア紳士は大きく胸を開けます。あんなに胸を開けるのは何か意味があるのかな?暑いからかな? そんなに暑くないけどな?モテたいアピールかな?そんな事はどうでもいいんです。そんな事よりコーディネートです。
このブルーデニムは、履きこんだ色落ちしたブルーデニムがこなれ感が出ます。「家の玄関に掛かってたから着てきた。」ぐらいが良い感じです。
黒で合わるのも良いでしょう。今イタリアの若い世代は黒を積極的に活用します。イタリアとい言えば黒より紺を多様するイメージが強いと思いますが、今若い世代は黒を合わせます。黒のシャツに黒のパンツのこのギンガムチェックはシックです。
こんな感じで、ギンガムチェックのジャケットは合わせ方無限大です。
大胆に見えて着にくそうと思いがちですが、実はこれ程合わせ易いジャケットはないのです。
センスの良いギンガムチェックで出かけたい。
ギンガムチェックの難しいところは、チャック柄の大きさと色。チャック柄が大きくなりす過ぎると子供になり、小さ過ぎると、面白くない普通のジャケットになります。センスの良いジャケットにするには、まず柄の大きさに注意が必要です。間違いないのがこれぐらいの大きさのチャック。悪目立ちせず、上品さが出ます。まず柄の大きさが大切です。
更に、色も大切で、この布生地は紺と白のチャック柄は大人です。大切なのは、紺と白が交差してるところの色です。この交差してる色の出方で上品に見えるか、子供ぽく見えるのかが決まります。この布生地は流石イタリアのギンガムチェックです。交差してる色の出方が抜群です。そんな見方で是非ギンガムチェックを見てください。
こんなギンガムチェックなら暑い暑い日本の夏も外に出たくなります。
さてここからは写真で作品を紹介します。
大人のギンガムチェックのジャケットです。
紺×白のギンガムチェックのジャケットです。ダブルブレスト6ボタン4つ掛けのベーシックなデザインにアウトパッチポケットがこの柄には最高のバランスです。
MICHELE&shinと言えばこのダブルアウトパッチポケットです。弧を描くラインの形も自慢です。
MICHELE&shinと言えばこのマニカマッピーの肩付けです。丸く丸く美しいジャケットのシルエットを決める大切なディテールです。
ラペルは12cmのワイドラペルで、ナポリらしい曲線が美しい。
今回はパンツも作ってみました。綺麗なパンツですが、流石に上下のセットアップで着るのは勇気が要ります。でも、海外のおじいちゃんがこんな感じでで上下で合わせ中もチャック柄で合わせたりしてる滅茶苦茶カッコ良いおじいちゃんがいますよね。たまにインスタグラムなんかで見ます。いくつになってもファッションを楽しんでる紳士になりたいもんです。
さと今回は紺×白のギンガムチェックのジャケットの紹介でした。
是非参考にして下さい。