ウィンドウペンが今新しい。
ウインドウペンのスーツが完成しました。しばらく見なかっただけに、今、なぜか新鮮で新しく見えます。今回はそんなウインドウペンのスーツの紹介です。
ウィンドウペンのポイントはウインドウの大きさにあり。
今、ウインドウペンのスーツをお洒落に作るポイントはウインドウチェックの大きさにあります。小さいとクラシカルだが古臭いイメージになり兼ねないし、大きすぎると女性物のイメージになる可能性があります。
どこか今風のイタリアを感じさせるにはこんなウインドウペンが必要だったのです。今回のウインドウペンの大きさと線の太さは最高のバランスを見せています。
最高のバランスでしょう?色も良い。イタリアらしいネイビーブルーの光沢感がたまりません。ネイビーブルーに少しくすんだベーシックの細いストライプが美しいのなんの。たまりません。ウインドウペンは本来クラッシックな柄ですが、このウインドウペンは都会的な印象を与えます。
ウインドウペンのポイントは線の太さと大きさにあります。
こんなウインドウペンのスーツをあなたならどう着る?
こんなウインドウペンのスーツをあなたならどう着ますか?最もベーシックな着方なら、白シャツに紺無地のソリッドなネクタイでしょう。春から夏先にかけては麻のネクタイで、秋冬はウールが最高に合います。白シャツが基本です。
チョット外した感じだと、夏は白シャツにノータイで胸元をバンと開けてなんて言うのもイタリアらしい着こなしだし、冬はラインに合わせて少しくすんだベージュのハイネックなんて言うのもありです。これだけスーツに上品な迫力があれば、たいていの物は合います。でも基本は無地系が綺麗に収まります。
さてここからは作品の紹介です。
ネイビーブルーにウインドウペンのスーツです。センス抜群です。
ナポリスーツらしいラインです。丸く丸く身体に沿うカットはナポリ職人の自信作です。
スーツの顔であるラペルは13cmのワイドラペルで。ハイゴージの5cmでデザインしました。ラペルカットはストレートラインです。
手縫いが分かる写真です。
MICHELE&shinと言えばこの肩付け、マニカマッピーナの肩付けです。
これもMICHELE&shinです。ミラネーゼスタイルのフラワーホール。手縫いは必須です。
袖は4つボタンの本切羽。当然手縫いのボタンホールです。
ウエスマン5cmのベルトレス、ピストルサイドアジャスター仕様で。
ダブル幅は5cmです。
今回はウインドウペンのスーツの紹介でした。今、新鮮で新しく感じます。また帰ってくる予感です。ぜひ参考にして下さい。