アースカラーのこんな色に麻の存在感が。
アースカラーのこんな、うぐいす色に麻の存在感が宿ります。
こんな薄い緑色を、日本語だと「うぐいす色」になるでしょう。しかし日本語は素晴らしい言葉です。四季や動植物からあ美しい色の言葉を表現しています。こんな微妙な緑色を、「うぐいす色」、淡い青みのある紫色を藤色なんて表現します。
今回、SPENCEBRYSONの麻で作ったこのうぐいす色からは「やさしさ」がどこか見えてきます。この色の特徴として、「少し灰色かかった」が特徴だと思っています。
英語で言う、オリーブグリーンとはチョット違うんです。オリーブグリーンだともう少し光沢があり、緑がはっきりしている印象です。このSPENCEBRYSONの麻はもう少し灰色が入ってる優しいグリーンなのです。
ところで、「うぐいす」って漢字で書けますか? 最近、字を書く事が本当に少なくなり、パソコンが勝手に変換してくれるので、日々、漢字を忘れて行ってる様に感じます。このまま行けば、もうすぐ、ひらがなも忘れそうです。笑
さて、今回完成した、うぐいす色の麻のジャケットですが「男のやさしさが溢れ出る」そんな仕上がりです。
SPENCEBRYSONのうぐいす色の麻で作った、ジャケットを紹介します。
SPENCEBRYSONのこの色にやさしさが宿る
この色で作りました。PRAIRIE12431の品番です
MICHELE&shinの麻はこのSPENCEBRYSONの麻です。100%アイリッシュリネンで織られたこの布生地は、他の麻では味わえない、味と色気があります。370gという圧倒的な厚みと、アイリッシュリネンの風合いは、他社のリネンとは一線を画します。MICHELE&shinの麻はSPENCEBRYSONです。
今回のこの薄いグリーン色×SPENCEBRYSONのアイリッシュリネンとの相性は抜群で、麻本来の天然素材感をより演出してくれます。天然素材が生きる事で、どこかやさしさが見え隠れします。アースカラーのこんな色のジャケットで、やさしさと包容力を見せるのもアリです。男の子はやさしさと包容力です。
さてここからは写真でSPENCEBRYSONPRAIRIE12431の麻で作ったジャケットを紹介します。
イタリア製フルオーダージャケットの色気ムンムンです。
シングルブレスト、ノッチドラペルのアウトパッチポケットのジャケットです。
美しいうぐいす色のSPENCEBRYSONの麻とイタリアナポリ職人のフワットさせる作りが自慢の作品です。
本当に美しい色です。
ラペルの美しい返りを見てください。
ラペル幅は10㎝ ゴージラインは6㎝ ラペルカットはストレートラインで。上品でシャープなイメージですが、うぐいす色の麻の効果で優しい印象に。
胸のバルカポケットは3.5㎝で、このサイズが今のナポリです。
重ね3つボタンの袖口です。本水牛、本切羽仕様で手縫いのボタンホールはMICHELE&shinのこだわりです。
アウトパッチポケットののデザインです。弧を描く曲線でデザインしています。
上衿の裏はカラークロスのフエルトではなく 表布で作ります。michele&shinの職人のこだわりです。
ボタンホールはフラワーホールは手縫いで、特にこのミラネーゼスタイルのフラワーホールはオススメのデザインポイントです。
今回はSPENCEBRYSONのうぐいす色の麻で作ったジャケットの紹介でした。
こんな色はやさしさと包容力を演出します。是非参考に。