最高に美しいフランネルスーツ。
グレーフランネルのスーツは本当に美しい。
なんて美しいんでしょう?感動するぐらい本当に美しいスーツが完成しました。自分で言うのはなんですが、最高の仕上がりに大満足です。今回はそんなグレーフランネルで作成した最高に美しいスーツの紹介です。
今回完成したフランネルスーツはフォックスブラザーズのクラッシックフランネル。
今回、作成したスーツはフランネルのロールスロイスと言われる、フォックスブラザーズクラッシックフランネルのグレーフランネルで作成しました。しかし完成すると、さすがフランネルのロールスロイスと言われるだけの事はあります。美しさがチョット違います。何だろう、言葉にするのが難しいのですが、「柔らかくて堅いが最高の仕上りを見せる」の表現が合ってるのかなと思います。
表面の手触りは本当に柔らかく、しかし中の芯はしっかりとした張りがある感じです。表現が下手ですみません。
しかしこの柔らかくしっかりした芯がある布生地で職人がハンドメイドで作るとこんなに美しくなるとは、最高の布生地です。
フランネルスーツは最高の贅沢。
さてフランネルの良さは「最高に贅沢」にあると思います。フランネルのスーツを着れる季節は12月1月2月でしょう。。わずか3か月だけ着るのに作るのですから、最高に贅沢なのです。
着れる季節が限られるからこそ、これ程の贅沢はないのがフランネルなのです。
たまにこんなフランネルスーツをサラッと着こなしてる紳士を街中で見かけます。落ち葉と少し青い空気にこんなフランネルスーツは本当にカッコ良く、贅沢に映ります。
グレーフランネルが正解です。
今回のフランネルですがライトグレーのフランネルで作成しました。このライトグレーのフランネルが最高です。フランネル独特な厚手のウールから出る、何とも言えない表情とライトグレーの発色が美しのなんの。間違いなくグレーフランネルで正解でした。
ラペルカットが自慢のスーツです。
このラペルカットは秀逸です。ナポリらしくハイゴージでワイドラペル。さらに緩やかに弧を描くラペルラインのカットは美しいジャケットだと言ってもいいでしょう。
ラペルはスーツの顔と言われます、今回のラペルカットは自慢出来るラインです。
さてここからは作品を写真で紹介です。
本当に綺麗です。フォックスブラザーズクラッシックフランネルを使ったダブルブレスト6ボタン2つ掛けのスーツです。
ラペル幅は12cm ゴージラインは5cmで。緩やかに弧を描くラインのラペルラインが自慢です。
マニカマッピーナの肩付けです。丸く丸くが美しい。
ミラネーゼスタイルのフラワーホールです。ボタンホールも当然手縫いです。
パンツはアウト2タックベルトレスで。ウエスマンは3.5cmでデザインしました。
さて今回はフォックスブラザーズ、クラッシックフランネルで作ったスーツの紹介でした。大人の贅沢とはこんなスーツを言います。
今年の冬は是非とも。