いつもと違うガンクラブチェックのスーツ
ガンクラブ柄のダブルのスーツが完成しました。
具体的に見ていきましょう!
まずラペルのカットです。
お客様が今回のスーツはシャープで直線的なイメージを出したいとのことだったので、MICHELE&shinお得意の外アール(ベリードカット)にはせず、鋭角で直線的なカッテッングにしました。
ラペル先も約40度と鋭角
お次は肩付けです。
肩上の肩パットは極限まで無くし柔らかく。しかしいつもと違うのが袖山です。袖山には裄綿をフロント下部までいれ、袖山にボリュームをもたせました。
よく言われるビルドアップとは違うんですよね☺...
首元は5cm
MICHELE&shinの仕立ては基本カラーを高くしています。一般的なジャケッツトと比べ、0.5~1cm程高いです。
イタリアのジャケットはカラーが高い物が多いですよね。
首元が高いと肩にかけて角度がつき、横からのラインが美しくみえます。
これは職人の技術も必要ですし、フルオーダーならではです。
ボタンホールはもちろん手縫い
やはり高級感が違います。
前回のブログでも紹介しましたが、今回もダブルフラワーホールです。
胸元はバルカポケット
MICHELE&shinのこだわりでスパッと鋭角に切るのではなく、角を取り丸く仕立てます。
腕元は4つ釦の本切羽
釦は水牛釦
次にパンツです。
ベルトレスにはせず、ウエスマン幅4cmのベルトループ有り仕様
第一のループのみMICHELE&shinのオリジナルデザイン 編み込みのベルトループにしました。
分かりづらいですが、タックはBOXの2タックです。
どうでしたか?普段のMICHELE&shinのスタイルから少しこだわりを変えることで、また違ったカッコよさが生まれます。
皆さんも是非MICHELE&shinで色々なスタイルを挑戦してみてください!