FOXBROTHERSのブルー、最高に綺麗でした。
FOXBROTHERSのブルーヘリンボーンのコートが完成しました。
ブルーのヘリンボーンが本当に美しいコートです。
イギリスには素晴らしい布生地メーカーが沢山ありますが、その中でもイギリスを代表する布生地メーカーと言えばこのFOXBROTHER(フォックスブラザーズ)でしょう。
老舗FOXBROTHER(フォックスブラザーズ)は1772年イギリス西部サマセット.ウエリントンで創業した、老舗ミルです。(布生地メーカーには大きく2種類の区別があり、自ら布生地を織り販売してるのがミル。布生地の企画は行い、布生地自体はミルに織らせ、自社の商品とした販売してるのがマーチャントの2種類です。)フォックスブラザーズが創業したのが1772年。1722年と言えば日本では江戸時代中期。そんな時代から布生地を作ってるメーカーです。この歴史が証明するクオリティーはイギリスのどの布生地メーカーも認めざるおえないところで、世界中のテーラーやサルトリアには必ずといっとても良いほどフォックスブラザーズの布生地サンプル(バンチブック)は鎮座しています。
これはイタリアのサルトリアでもです。
そんなFOXBROTHERと言えば伝統的な製法とデザインで世界を魅了する「フランネル」。世界で最も有名と言っても過言ではないでしょう。
元々商標を持っていた事もあり、FOXBROTHERSと言えばフランネルだよねという印象をお持ちの方も多い事でしょう。イギリス名門テーラーのサビルロウの冬の定番の布生地でもあることで、その品種と美しさは、まざにTHEイギリスのフランネルと言われます。
コロナの前に訪問した時のサビルロウです。こんな感じの通りで両端に名だたるテーラーが軒をつなれています。しかしイタリアナポリのサルトリアと違って、メチャクチャ敷居が高くて入りずらいです。。。
そんなFOXBROTHERのフランネルですが、現在も最高品質のスーパーファインメリノウールを贅沢に使用し、イギリスファブリックの特徴である高耐久性と柔らかな上品な触り心地を両立しています。この適度に固さのある柔らかな触り心地は、さすがフォックスブラザーズ250年の歴史のなせる技でしょう。
そんなフォックスブラザーズフランネルのヘリンボーンブルーのコートが完成しました。
ミリタリーテイストの入ったデザインとFOXBROTHERの少しカントリーテイストを感じるブルーヘリンボーンフランネルの相性が抜群で、まさにアーバンカントリーと言えるコートです。
素晴らしいFOXBROTHERのヘリンボーンフランネルのコートを紹介します。
ストームフラップ(ガンフラップ)が特徴的なコートです。都会の中のミリタリー&カントリーを体現出来るデザインです。
エポーレット(肩章)がコートで全体のイメージをグッとアーミーに引き締めます。
肩付けはイタリアナポリらしいく柔らかなマニカマッピーナでつけました。MICHELE&shinと言えばこれです。
しかし、いつも思うのですが、FOXBROTHERのブランドタグは本当に大きい。(笑)
今回はFOXBROTHERのフランネルを使った、コートの紹介でしょた。さすが250年の歴史は素晴らしいの一言です。MICHELE&shinのイタリアナポリ×イギリスの老舗でこんな素晴らしいコートが完成しました。是非参考に。