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イタリア職人が仕立てる 美的感性溢れ出るジャケットを紹介 

2020年03月14日

題名の通りジャケットの紹介をさせて頂くのですが、、、

まず最初にこちらです。

僕がこちらのジャケットを初めて見たとき

「なんて美しいジャケットなんだ!!

やはりイタリア人は美的感性が優れているなー」と感銘を受けましたW

フォックスブラザーズのサマセットジャケッティングからセレクトして頂きました。

フォックスブラザーズの中でも有名なのは「クラシックフランネル」ではないでしょうか?

皆さんもご存知だと思います。


ジャケットの顔とも言われるラペルです。


MICHELE&shin の標準ゴージラインは5CM-6CM

昨年は3CM-4CM くらいだったのでゴージラインは低いほうがカッコいいです!!

首元からゴージラインにかけ緩やかな曲線!!!

ラペル幅は10CM ボタン位置付近のこちらの膨らみ!!!

センスに脱帽です。本当に。。

下襟カットはストレートなラインです。

ラペルのカットは、仮縫い時にお客様に一番似合うラペル幅だったり形を正確にチャコールを引いていきます。

その上から赤い糸を更に縫っていき、お客様にラペルの幅、形をイメージしやすくなります。


ラウンドパッチポケット

パッチポケットも形が少し違うだけで、全体の雰囲気が変わりますね。

胸ポケットは、パッチにせずバルカポケットにしました。


袖ボタンホールの1つ目だけお客様のコダワリでオレンジのホールにしました。

今回の布生地にもバッチリ色が合っています!!

素敵なコダワリですよね。

こういったカッコいいスーツもジャケットも体のサイズに合わなくては

全く話になりません。。

なので大事な点はいくつかあると思いますが、僕は仮縫いが大事ではないかなと思います。

フルオーダーで何着も作った方も多いですが

その方に合う布生地もありますし、顔の大きさ、体格、表情一人一人異なります。

布生地も一つ一つ目付けだったり異なります。

なので同じ寸法で仕立てても、生地によって大きく感じたり、小さく感じたりする事もあります。

体型補正する際も一人一人臨機応変に変えなければなりません。

フィッターの腕の見せ所です。

仮縫いってかなり大事な項目の1つなのです。



東京 銀座 フルオーダースーツ MICHELE&shin